安倍首相の演説を知った台湾の総統が「実に嬉しいこと」 その内容は?

    台湾の蔡英文総統が、日本語で感想をつづった。

    台湾の蔡英文総統が1月20日、同日にあった安倍晋三首相による施政方針演説を受けて、Twitterを更新した。

    Ashley Pon / Getty Images

    蔡英文総統

    この演説で安倍首相は、今夏の東京オリンピック・パラリンピックについて語る中で、台湾に触れた。その際に議場で歓声と拍手が起きたため、蔡氏は「『台湾』という言葉が日本の国会で大きな拍手を浴びたのは実に嬉しいことです!」と日本語で投稿した。

    施政方針演説とは、新年最初の国会で、首相がその年の政策の方針を語るものだ。安倍首相は、雇用や地方創生、外交・安全保障などさまざまなテーマを話した。

    その中で、最初に取り上げたのが東京オリンピック・パラリンピックだった。この大会を「復興五輪」と位置付け、東日本大震災の被災地が復興に向けて進む姿を見てほしいと強調し、世界各国と地域からの支援に感謝した。

    歓声と拍手が鳴り響いた議場

    台湾に言及したのは、被災地の29の自治体が、参加国・地域のホストタウンだと語ったときだ。ホストタウンとは参加国・地域の選手らをもてなす自治体を指し、地域住民との相互交流を図る。

    安倍首相は、岩手県釜石市が「オーストラリアのホストタウンになります」と述べると、「岩手県野田村は台湾」と紹介した。台湾の名が出たとき、議場では「おー!」と歓声があがり、大きな拍手が鳴り響いた。安倍首相は、5秒ほど間を置き、「福島県二本松市はクウェート」と続けた。

    時事通信

    施政方針演説をする安倍首相

    これを知った蔡氏は、Twitterで「実に嬉しいこと」だと気持ちを表現。次のように記した。

    「20以上の自治体が台湾選手のホストタウンを希望していたと聞いています。我々も日本にてトレーニングし、競技に参加できるのを楽しみにしています!頑張ろう!東京オリパラ!」

    蔡氏は、1月11日にあった台湾総統選で勝利し、再選されたばかり。Twitterは基本的に英語で投稿しているが、対日関係を意識して日本語でツイートすることも多い。

    再び総統としての重責を託されたのは、国民が私にこれまで以上にリーダーシップを発揮し、未来を見据えた政策を実践することで、台湾をさらに邁進させたいからだとおもいます。 そのため、国民の声に謙虚に向き合い、不動の心で困難を乗り越え、そして、同様に台日の絆を深めていきたいです!


    バズフィード・ジャパン ニュースインターン

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