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カップルの誓いの場で“配慮“よりも、もっと大切にしていること

セクシュアルマイノリティの人たちのセレモニーをプロデュースしてきたCRAZY WEDDINGプロデューサーの渡部恵理さんに、お話を伺いました。

同性婚が法律で認められる日まで、毎年6月にセクシュアルマイノリティの方々の挙式を無料でプロデュースする。そう宣言するのは、オーダーメイドのウェディングブランド「CRAZY WEDDING」を運営するCRAZYです。

6月の無料プロデュース以外も含め、これまでに20組ほどのセクシュアルマイノリティのカップルのセレモニーをプロデュースしてきました。

プロデューサーの渡部恵理さんは、「セレモニーを行うことに同性異性は関係ありません」とBuzzFeed Newsに話します。

CRAZY

その一方で、セレモニーをプロデュースしていく中で、変えていったこともあります。

例えば、

・アンケートの「新郎新婦」という表記を取りやめること

・「新郎様」「新婦様」ではなく名前で呼びかけること

など、カップルのお二人を傷つけてしまう可能性があるところは変えていっているといいます。

これらは「勇気を出して『式を挙げたい』という声をあげたお二人が、そこで傷ついてしまわないように」必要なことです。

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こうした心配りができるようになったのも、一組一組のカップルと向き合う中で、社内カルチャーが変化し、どんなカップルであっても当たり前に受け止められる土壌ができてきた結果だといいます。

違和感を感じることやその感じ方は人それぞれ違い、当事者の方にしか分からないこともあります。だからこそ、これからももっと勉強していかなければと渡部さんは話します。

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「それ以上にもっと大事なこと」

しかし、渡部さんが一番伝えたいのは「LGBTQだから、と配慮すること以上に大事なことがある」ということです。

それは、「一生懸命お祝いしたいという気持ち」です。

たとえ配慮という面では間違えてしまったとしても、そこに「一生懸命お祝いしたいという気持ち」が滲み出ていれば、そこで信頼関係が終わってしまうことにはならないといいます。

そう考えるのは、以前担当したセクシュアルマイノリティのカップルの方の「間違ってしまってもいいから、たくさんのカップルを幸せにしてきたように一生懸命お祝いしてください。こちらからも説明はするので、純粋にお祝いしていただけるという信頼関係があれば、(細かい配慮は)気にしなくていいです」という言葉がきっかけでした。

渡部さんは、この言葉にとても勇気をもらったといいます。

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そして、その方は「聞く耳を持たずに怖がられてしまうことの方が悲しい」とも話したといいます。

「行動しなければ何も変わりません。間違えることもあるけれど、それを恐れて何も行動しないのではなく、行動して学んでいきたいと思います」と渡部さんは力強く話しました。

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世界各地でLGBTQコミュニティの文化を讃え、権利向上に向けて支援するイベントなどが開催される毎年6月の「プライド月間」。BuzzFeed Japanは2020年6月19日から28日まで、セクシュアルマイノリティに焦点をあてたコンテンツを集中的に発信する特集「レインボー・ウィーク」を実施します。

特集期間中は、ハッシュタグ「#虹色のしあわせ🌈」を活用し、さまざまな記事や動画コンテンツを配信します。

家族、将来、好きな人のこと。LGBTQの当事者が抱える様々な悩みに、りゅうちぇるさん(@RYUZi33WORLD929)ぺえさん(@peex007)はどんな回答を?一緒に考えるライブ番組を配信します。 視聴はこちら #PrideMonth #虹色のしあわせ https://t.co/H3uXcYtszu

6月27日にはTwitterで、ゲストのりゅうちぇるさん、ぺえさんにLGBTQ当事者がお悩みを相談するライブ番組「オトマリカイ@BuzzFeed News LIVE あなたのお悩み、一緒に考えます。」を配信しました(視聴はこちらから)。

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バズフィード・ジャパン ニュースインターン

Contact Kyoka Kodama at kyoka.kodama@buzzfeed.com.

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