ハロウィンで仮装をするのは、幽霊を驚かすためだと言われています。

1. アイルランド(ハロウィンの発祥地🎃)

2. メキシコ

3. ドイツ

4. フィリピン

5. イタリア

6. ルーマニア

7. フランス

アメリカやカナダを中心に毎年盛大になる10月31日の「ハロウィン」
仮装をしてパーティーに行ったり、「トリック・オア・トリート」と言ってお菓子をもらいます。
他の国でのハロウィンはどんな感じ?
アメリカなど、現代のハロウィン文化はアイルランドが発祥地と言われています。夜はたくさんの子どもたちが「トリック・オア・トリート」をしていますが、田舎の方に行けば焚き火をして楽しむ人もいます。
メキシコや他のラテン系の国では、11月1日から11月2日にかけて「死者の日」を祝う伝統があり、10月31日の夜からお祝いを始めます。この時期は、亡くなった人の霊が家族や友人の元に戻ってくると信じられ、故人の好きだった食べ物や、生前の写真などを飾って霊を出迎えます。
ドイツでは10月31日の夜に家の中の包丁を隠します。これは、戻ってきた故人の霊を痛めつけたり、霊が人間を襲わないようにするためです。
フィリピンでは11月1日の夜によその家を回り、歌いながらお祈りを求める伝統行事がありました。歌っている人は煉獄に残った霊を象徴し、お祈りを受けることで無事に天国に行けるようになると信じられています。
今では10月31日におこなう「トリック・オア・トリート」の方が主流になっています。
11月1日はイタリアの祝日。日本のお盆と似ていて、親戚のお墓に花束を供えたりします。ハロウィンはかつてこの日の「前夜祭」という認識がありましたが、今では現代風のハロウィンを楽しむ人も多くいます。
ルーマニアには「ドラキュラが生まれた城」として有名なブラン城があり、ハロウィンになると世界中からこの城目当てで来る人がたくさんいます。お城の中ではハロウィンパーティーがおこなわれています。
多くの国では「死」のテーマで行事が行われるところ、フランスではそんな文化が一切なく、主に「アメリカの行事」として知られています。