同一賃金を男女の間でも「ハウス・オブ・カード」のロビン・ライトの闘い

    米エンタメ業界では格差が問題視されています。

    日本でも人気のアメリカ発のドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」にクレア役で出演しているロビン・ライト。最近、共演している男優のケビン・スペイシーと同じギャラを支払ってもらうため、闘ったエピソードを披露しました。

    ロビンが話をしたイベントを主催した財団のプレスリリースによると、ロビンは「女性は、平均で男性の82%の給与しか支払われていないそうです。罪悪感と恥じらいを持たせるように働きかけないと、この状況は改善されません」と話しました。

    「私はケビンと同じだけギャラを支払って欲しいと思いました」「男性と女性が対等の立場で出演しているドラマや映画は多くありません。でもハウス・オブ・カードはその例外だったのです」

    「データをみていて、一時期クレアのほうがフランクよりも人気があった時期があったこともわかりました」

    「だから強く出ることができた」とロビン。「私に同じギャラを支払わなければ、このことを公にします、と言いました。そして同額のギャラが支払われるようになりました」

    いいね、ロビン!

    BuzzFeed Newsに対し、Netflixはコメントは特にないと話しました。ケビン・スペイシーの広報担当者は、ケビンが、女性に平等なギャラの支払をする番組に出演することができ、光栄だと話している、と答えました。

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