新型コロナウイルスの感染拡大を懸念して自宅で過ごす人々が増える中、こちらのケネディ家も例外なく自宅待機中です。

専業主婦歴11年のキャンディスさん。「子どもと一日中一緒にいることなんて、大したことじゃないと思っていました」とBuzzFeedに話します。
キャンディスさん、ホームスクールは至ってシンプルだと予想していました。だって、先生たちが宿題やカリキュラムを全部メールで指示してくれていたから。

しかし、3人の子どもたちには教科ごとに6〜7人の先生がついています。それぞれの先生からそれぞれの宿題が出されて…もうバラバラで大変なことになりました。
はじめは苦戦したものの、キャンディスさんはホームスクールに慣れていきました。
その週の宿題はなんとかクリア。しかし、末っ子ベン君の日記をチェックしたところ(これも宿題のひとつでした)、なんとも率直な手記が残されていたのです。
「こんなのうまくいかない。ママがくたくたになってる。ママがこまってる。ママがおちついてかんがえられるように、きゅうけいをとった。いや、ほんとうに、こんなのうまくいかないって」
日記を読んで「大笑いしました」とキャンディスさんは振り返ります。
「子どもたちが、何がそんなにおかしいのか聞いてきました。ベンの顔を見ながら日記を読み上げると、意味ありげな笑みを浮かべていました」
「ベンはうちの家族のコメディアンなので、ウケを狙ってやったんでしょう。すぐにフェイスブックに載せました」
ベン君の日記を撮影したキャンディスさんの投稿は、30万件以上もシェアされました。
「これはずっと思い出に残るね」「うちの子どもたちと見て笑いました。我が家も一緒」など、1万6000件を超えるコメントも寄せられています。
「今の状況が、家族の距離を縮めてくれていると思います。それに、普段の教育システムのありがたさに感謝する良い機会でもあります。特に先生!あなたたちはスーパーヒーローです!」

この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙橋李佳子