「欧米の人にはアジア人の見分けつかないだろう」韓国チームがとった前代未聞の作戦

    これも作戦。

    ロシアで開催中のW杯。韓国チームのシン・テヨン監督が、BBCの取材で、親善試合でとった「ある作戦」を明らかにした。

    作戦:選手のユニフォームを交換して、試合に出した。

    テヨン監督の作戦は、選手同士にユニフォームを交換させプレイさせるというもの。練習はもちろん、実際に親善試合2試合(対ボリビアと対セネガル戦)でも実施され、ここでユニフォーム交換を行わなかったのは、ソン・フンミン選手とキ・ソンヨン選手の2人だけだった。対戦チームに手の内を見せず、混乱を狙うというのが作戦のキモ。

    「欧米の人には、アジア人の顔を見分けるのが難しいでしょう」

    取材にてそう答えたテヨン監督。背番号をシャッフルしてしまえば、もう誰が誰だかわからないと考えたようだ。

    ユニフォーム交換作戦に、ネットは絶賛の声。

    「韓国は、チェスを4Dでやってるレベル」

    yes SK use that perceptual bias to your advantage https://t.co/bjWZFkxEXQ

    「韓国が、見た目による偏見をアドバンテージに進化させてた」

    South Korea's coach is a #genius tactician.

    「韓国のコーチが、天才策略家だった」

    この作戦についてテヨン監督が語ったのは、スウェーデンが韓国の非公開練習をスパイしたという抗議からの謝罪、両者が集まった記者会見にて。スウェーデン側は、非公開とは知らなかったと釈明。練習からユニフォーム交換することは、情報戦での予防策の1つと言えるかもしれない。

    18日に行われた一戦では、スウェーデンが韓国に勝利したので、このユニフォーム交換作戦がどれほど効果があったのか、今のところはわからないが…。

    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan