自殺が見世物になる現代中国の闇

    中国のSNSで自殺の中継が多数投稿された。

    6月中旬、中国の甘粛省で1人の少女が自ら命を絶った

    「いち、にの、さん、ジャーンプ!」

    「飛ぶなら早くして。車がつまってるから」

    ライブ配信動画はもう視聴できないが、中国ソーシャルメディアWeibo(微博)などに、動画のコメント欄のスクリーンショットがアップされている。

    Weiboの書き込みによれば、ネット上だけでなく、現場に居合わせた人からも、手拍子や笑い声など、イーの自殺を後押しする声があったという。

    実際、命を冒涜したとして、現場で逮捕者も数名でていた。

    自殺の様子をネットにポストする人がいる一方で、それを批判する人も。中国SNSでは、大きな議論が巻き起こっている。

    批判の声が挙がるなか、自殺をライブ配信したあるユーザーは、アカウントを非公開設定に。

    BuzzFeedニュースはKuaishouコメントを求めているが、回答はまだない。

    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan