【台風16号】史上最大級の雨量で土砂災害に警戒を 関西は昼、関東でも夜から

    気象庁「早めの帰宅をおすすめしたい」

    強い台風16号が日本列島の太平洋側を横断している。9月20日昼すぎに関西、21日未明に関東地方に近づく。

    気象庁によると、関西以北の雨風のピークはこれからだ。

    とくに注意すべきは、風よりも雨。関西地方では「恐怖を感じる」レベルの、関東地方では「滝のように降る」レベルの大雨に警戒が必要だ。

    土砂災害の危険性も高まっている。「秋の長雨」の影響で地盤が緩んでいるからだ。

    豪雨の際、川の氾濫や土砂崩れなど災害は一気に起きる。では、自治体から出される避難情報の違いは?

    無理な避難は、逆に危ない。

    災害が起きているときや夜中などは、自宅の2〜3階や近くの高い建物に「垂直避難」するべき場合もある。

    明るいうちに、まだ災害が差し迫っていないときに避難しておく「予防的避難」の心がけも大切だ。

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