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【台風16号】史上最大級の雨量で土砂災害に警戒を 関西は昼、関東でも夜から

気象庁「早めの帰宅をおすすめしたい」

強い台風16号が日本列島の太平洋側を横断している。9月20日昼すぎに関西、21日未明に関東地方に近づく。

気象庁 / Via jma.go.jp

台風16号の別名はマラカス。タガログ語で「強い」を意味する。その名の通り雨量は最大級で、警戒が必要だ。

20日午前0時すぎに鹿児島県に上陸した。九州や四国各地に大雨をもたらし、平年の1ヶ月分雨量を超える雨が降っている地域もある。

宮崎県延岡市や日向市では24時間雨量が445.5ミリ、578ミリと、それぞれ観測史上最大を記録。鹿児島、高知、愛媛などでも記録の更新が相次いでいる。

とくに注意すべきは、風よりも雨。関西地方では「恐怖を感じる」レベルの、関東地方では「滝のように降る」レベルの大雨に警戒が必要だ。

Yahoo! Japan / Via typhoon.yahoo.co.jp

すでに西日本では1時間に50ミリ以上の「滝のように降る」レベルの雨が降っている。今後は場所によって、1時間に80ミリ以上の「恐怖を感ずる」レベルの雨が降るおそれがあるという。

一方、関東地方でも21日18時ごろから、場所によって、1時間に50ミリ以上の雨が降る可能性がある。

気象庁の担当者はBuzzFeed Newsの取材に、「台風は中心付近以外でも雨が強まる。関東地方では朝までかなり長い時間帯、警戒が必要です。早めの帰宅をおすすめしたい」と話す。

土砂災害の危険性も高まっている。「秋の長雨」の影響で地盤が緩んでいるからだ。

Yahoo! Japan / Via typhoon.yahoo.co.jp

「秋雨前線の影響で雨が続いていて、土の中に水分が染み込んでいる。そこに台風本体の雨が降るため、土砂災害には十分警戒してもらいたい」

岩手県や北海道で20人以上の死者を出した、台風10号のような土砂災害が起こり得るとして、気象庁の担当者は注意を呼びかけている。

「これから、自治体から避難指示や土砂災害注意情報が出てくることになるはずです。インターネットなどを使って、常に最新の情報を得るようにしてください」

豪雨の際、川の氾濫や土砂崩れなど災害は一気に起きる。では、自治体から出される避難情報の違いは?

kantei.go.jp / Via 首相官邸

避難準備情報は、お年寄りや障がい者、赤ちゃん、移動に時間がかかる人が避難を始めなければならない段階に出される。

避難勧告は、一般の人たちも避難を始める段階に。そして、避難指示は、被害の危険が非常に高いか、すでに被害が発生し始めた状況に出される。すぐに避難が必要だ。

無理な避難は、逆に危ない。

災害が起きているときや夜中などは、自宅の2〜3階や近くの高い建物に「垂直避難」するべき場合もある。

明るいうちに、まだ災害が差し迫っていないときに避難しておく「予防的避難」の心がけも大切だ。

いま読んでおきたい備えや交通情報、土砂災害情報はこちらから

Kota Hatachiに連絡する メールアドレス:Kota.Hatachi@buzzfeed.com.

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