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手遅れになる前に。台風10号で命を失わないため、知っておきたい避難の「タイミング」

非常に強い台風10号が、九州・沖縄地方に近づいています。自分の命を守ることができるのは、自分自身です。どのタイミングで避難をするべきなのでしょうか?「大雨警戒レベル」や「危険度分布」などの見方を、まとめました。

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非常に強い台風10号が、九州・沖縄地方に近づいています。

上陸の可能性もあり、9月6〜7日にかけ、これまでに経験したことのないような大雨や暴風の被害が起きるおそれが。気象庁は、自分と大切な人の命を守るために「最大級の警戒を」と呼びかけています。

自分の命を守ることができるのは、自分自身です。どのタイミングで避難をするべきなのでしょうか?「大雨警戒レベル」や「危険度分布」などの見方を、まとめました。

レベル5では手遅れに?

2018年の西日本豪雨を教訓として、国は2019年から大雨のときに発表する防災情報を5段階の警戒レベルに分けて提供することにしました。

レベル5の段階では、すでに災害が発生していると考えられます。そのため、レベル3や4の段階で避難することが大切です。

政府も「空振りをおそれずに、レベル3、レベル4の段階で安全・確実に避難を終えましょう」と呼びかけています。

なお、警戒レベルは、必ずしも1から5の順番で発表されるとは限りません。状況が急変することもあります。市町村から避難情報が発令されていない場合でも、防災気象情報を参考にしながら、適切な避難行動をとりましょう。

特別警報を待ったらダメ

Nozomi Shiya / BuzzFeed

近年相次いでいる都市型の「内水氾濫」

近年多く耳にする「大雨特別警報」。これは、数十年に一度の降雨量となる大雨が予想される場合に出されます。

すでにレベル5の状況を指しており、気象庁によると「災害が起きないと思われているような場所においても災害の危険度が高まる異常事態」です。

これが発表された時点では、「すでになんらかの災害が起きている可能性が高い」ともされています。

また、台風による「特別警報」も、数十年に一度の強度の台風などによる「暴風・高潮・波浪」などが予想されるときに発表されます。進路がわかることから、「大雨特別警報」よりも早く発表されることもあります。

気象庁は「特別警報を待つことなく、大事な人に声をかけて一緒に避難を」と呼びかけています。

危険度分布「紫色=避難」

土砂災害や洪水、浸水などに関しては、Yahoo!防災速報アプリで大雨危険度を通知で受け取ることができ、Yahoo!天気・災害の「大雨警戒レベルマップ」、地域の危険度を知ることができます。

地図が色分けされいるため、一目瞭然です。「赤色」がレベル3相当(避難準備)の「警戒」で、「紫色」はレベル4相当(全員避難)の「危険」になります。濃い紫色は「非常に危険」になります。

避難はどうする?

雨が降ってから、特に暗くなってからの避難は危険。事前に避難をする心がけが大切です。気象庁が呼びかけている時系列は以下の通りです。

Nozomi Shiya / BuzzFeed

気象情報に留意しハザードマップを確認して、早めに避難経路や移動手段について計画しておきましょう。

避難所だけが避難ではない

Nozomi Shiya / BuzzFeed

「避難」とは指定された避難所に行くことに限りません。

危険だと判断した場合は無理に避難所に向かわず、近くにあるコンクリート造の建物などの上層階(崖から反対側)や山から離れた小高い場所などに避難をするようにしてください。

すでに外に出ることができない場合は、避難せずに自宅のできる限り高い階の崖から反対側に避難する「垂直避難」を心がけましょう。

また、危険が差し迫る前に、自治体が指定する避難場所に住民の避難を促す「予防的避難」もあります。2012年7月の九州北部豪雨災害後、熊本県が取り入れました。

離れたところや安全なところにある知人や親戚の家に避難するのも有効な選択肢です。

自分や大事な人の命を守るのは自分自身であることを意識して、情報収集と早めの行動を心がけてください。


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