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もし、大雪で車が立ち往生したら… すべきこと・してはいけないこと。

「立ち往生などをし、ボンネットの上などまで車の周りに積もってしまうと、排気ガスが行き場を失い、車内に侵入して一酸化炭素中毒になってしまうリスクが考えられます。最悪の場合、死亡してしまう可能性があります」

冬型の気圧配置と強い寒気の影響で、12月17日から18日にかけて、日本海側の広い範囲で大雪が観測されています。

午後にかけても引き続き吹雪などが予想されています。19日にかけても断続的に降り続く可能性があり、立ち往生などの交通障害に注意が必要です。

大雪で車が立ち往生し、長時間閉じ込められるときには、命の危険すら伴います。

日本自動車連盟(JAF)関東本部の広報担当者は、BuzzFeed Newsの以前の取材にこう語っています。

「立ち往生などをし、ボンネットの上などまで車の周りに積もってしまうと、排気ガスが行き場を失い、車内に侵入して一酸化炭素中毒になってしまうリスクが考えられます。最悪の場合、死亡してしまう可能性があります」

実際、2018年の大雪でも、福井市でエンジンがかかったまま雪に埋もれた車から50代の男性が見つかり、死亡が確認されました。福井新聞によると、一酸化炭素中毒とみられています。

こうした危険を避けるため、ドライバーには何ができるのでしょうか。JAF厚生労働省北海道庁の情報をまとめました。

一酸化炭素中毒を防ぐためにできること

排気ガスの逆流を防ぐには、エンジンを切ることが重要です。ただ、防寒のために止むを得ずエンジンをかけることもあります。

その場合は、マフラー周りをこまめに除雪することが大切です。窓を開けて換気しても、風向きによっては危険性が高くなるからです。

こうした自体に備え、除雪用のスコップや作業につかう手袋、防寒着やカイロや、毛布、飲料水や非常食を用意しておきましょう。

また、2018年の国道8号や、2020年の関越道のケースのように、立ち往生が1日以上続く場合もあります。

長時間にわたって車内にいる場合に心配されるのが、静脈に血のかたまりができる「エコノミークラス症候群」です。このかたまりが血流に流れて肺につまると、生命に危険が及ぶリスクがあります。

エコノミークラス症候群を防ぐためにできること

同じ姿勢のままでは過ごさず、適度な運動を行うことがもっとも有効となります。

また、喉が乾く前にこまめな水分補給をすること、ベルトをきつく締めず、リラックスすることも大切です。

車内泊などをする際は、座席の下に荷物や丸めたタオルなどを置いて足を乗せ、なるべく足を上げた状態にするのも効果的です。

降雪が予想される際には無理な外出をしないことも、大切です。

天候の急変が予想された場合は最寄りの道の駅やコンビニなどの施設に避難することも、立ち往生を避ける有効な手段になります。

立ち往生をしてしまった場合は、ハザードランプなどをつけて追突事故を防ぐとともに、ロードサービスや警察、消防などに救助を求めましょう。

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