【パラリンピック】五輪より多くて複雑な種目、わかる? ここで簡単に一覧できます

    陸上競技だけで177種目

    パラリンピックが始まった。実は、種目数で見ると、五輪よりも圧倒的に多い。

    リオ・オリンピックは28競技306種目。パラリンピックは、22競技だが528種目もある。

    なぜか。それは、参加する選手の障害の種別や度合いに応じて、「クラス分け」がされているからだ。

    障害の程度によって競技結果に差が出ないことがその目的。それぞれに応じて、数字が振り分けられている。

    たとえば陸上競技の場合、100メートル走などの「トラック&フィールド」やマラソンなどだけでも、合わせて177の種目になる。

    クラス分けは複雑だ。わかりやすくまとめようと、競技用義足などをつくるベンチャー企業「Xiborg」が「陸上競技クラス分け」というサイトを作った。

    クラス番号が振られたピクトグラムをクリックすると、こんな説明が出る。

    作成したデザイナーは、都内のWEB制作会社に勤務する滝澤麟さん(23)。