2019年1月3日

    20代もお餅で搬送… 知っておくべき対処法「掃除機」は危険?

    もしもの時はどうすれば…?

    餅を喉に詰まらせる被害が相次いでいる。

    東京消防庁のまとめによると、東京都内では2019年1月1〜2日にかけ、27~99歳の男女17人が搬送され、80代の男性と90代の女性が死亡した。

    年末年始、食べる機会が多くなる餅。もしものとき、一体どうすれば良いのか。

    Gyro / Getty Images

    消費者庁によると、「餅で喉を詰まらせた」ことによる高齢者の救急搬送者数のデータ(16年)は1月が男女ともに最多だ。

    「掃除機で吸い込む」という手段があげられることは多い。ただし、これは危険だ。

    掃除機による吸引は「衛生的問題」「口腔内、肺損傷など二次損傷の危険性」があるとして推奨していない消防も多いという(大学病院医療情報ネットワークの研究より)。

    さらに、専用の吸引ノズルを使わない場合では、誤って餅を押し込んでしまうおそれもある。

    実際、日本医師会も、衛生面に加え、スイッチを先に入れてしまうと舌を吸い込んでしまう可能性があることなどから、掃除機を利用するのは「最後の手段」としている。

    では、どうすれば……?

    Bet_noire / Getty Images

    まずは、事故を避けることが大切だ。消費者庁による安全な食べ方はこうだ。

    1. 餅は小さく切っておく
    2. 餅を食べる前に、先にお茶や汁物を飲んで喉を潤しておく
    3. 餅はよく噛んで、唾液とよく混ぜ合わせてから飲み込む


    万が一事故が発生したらまずは119番通報をし、応急手当として「腹部突き上げ法」と「背部叩打法」が有効だとしている。

    「腹部突き上げ法」は以下の通り。妊婦や乳児には使えない。

    日本医師会 / Via med.or.jp

    「背部叩打法」は以下の通りだ。

    日本医師会 / Via med.or.jp

    消費者庁は公式Twitterで、「家族などの周りの方は、高齢者がよくかんで食べているか、無理に飲み込んでいないかなどに注意して見守り、声を掛けるようにしましょう」と呼びかけている。

    また、日本医師会も緊急蘇生法を記したPDFを公開している。詳しくはこちらから。

    Contact Kota Hatachi at kota.hatachi@buzzfeed.com.

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