「ノロウイルス」で一家全滅…?!
朝4時にはじまった、1歳の娘の突然の大量嘔吐ーー。
辛そうにしている娘と「心を鬼」にして向き合ったものの…
娘が完治したと同時に発症したのは、きくまきさんでした。
そして、その後は夫も…?!
手指や食品などを介して、経口で感染するノロウイルス。
嘔吐や下痢、腹痛などを引き起こしますが、小さい子どもや高齢者は重症化したり、吐物を誤って気道に詰まらせて死亡することがあり、決して油断でない病気です。
ノロウイルスの感染対策については、厚生労働省の「Q&A」が参考になります。
「抗ウイルス薬」はないため、発症した場合は通常は対症療法が行われます。脱水症状などを起こさないように注意することが重要ですが、下痢止め薬は「病気の回復を遅らせることがあるので使用しないことが望ましい」とされています。
感染者の汚物やおむつなどは素手で触らずに処理をし、石鹸による手洗いも忘れずに。床などに飛び散った場合は「次亜塩素酸ナトリウム」などで消毒することも、感染を広げない大切なポイントです。
「とんでもなく辛かったですし、二度とかかりたくないと思っています!」と当時を振り返るきくまきさん。
「自分のきつかった経験が、少しでも役立つ情報になれていれば嬉しいです」と話しています。