• historyjp badge

原爆投下後の長崎を記録した貴重な写真たち

プルトニウム型原爆「ファットマン」は、一瞬にして多くの命を奪った。人々はその後、どう生きたのか。

1945年8月9日午前11時2分、長崎に1発の原子爆弾が落とされた。

これらは、今から72年前。原爆が落とされた後の長崎の様子だ。

当時、約24万人が暮らす長崎の上空約500メートルで炸裂したプルトニウム型原爆「ファットマン」は、一瞬にして多くの命を奪った。

市内は一面の焼け野原「原子野」と化し、その年の暮れまでに、約7万4千人が亡くなった。

爆心地にあった浦上天主堂。のちに取り壊され、「もう1つの原爆ドーム」とも呼ばれるようになった。

この原爆投下から、73年が経った。被爆者の平均年齢は、82.06歳と過去最高になった。