もしミサイルが飛んできたら…… 覚えておきたい3つのこと

    その時、私たちはどう行動すれば良いのか。

    政府がまとめた、弾道ミサイル落下時の避難方法が話題を呼んでいます。

    「国民の高い関心」(菅義偉官房長官)を受け、内閣官房「国民保護ポータルサイト」で、4月21日に公表されました。

    仮に北朝鮮からミサイルが発射された場合、「極めて短時間」で落下する恐れがあり、その際は「Jアラート」によって、サイレンやテレビ、メールなどを通じて周知されます。

    そのとき、私たちはどう行動すれば良いのか。BuzzFeed Newsでは、3つのポイントにまとめました。

    1. 頑丈な建物か地下街に逃げる

    ミサイルが着弾したときの破片や爆風から身を守るため、できるかぎり頑丈な建物や、地下鉄の駅・地下街に避難しましょう。

    もしも木造の家にいるときはすぐに避難するか、それができない場合は、窓のない部屋に行くようにしましょう。

    どんな建物でも、爆風で割れたガラスで被害を受けないよう、できるかぎり窓から離れることが大切です。

    2. 地面にふせて頭を守る

    まわりに建物がない場合は、物陰に身を隠すか、地面にふせて頭を守るようにしましょう。

    また、車に乗っている時は燃料に引火する恐れがあるため、どこかに止めて避難をするか、近くに避難場所がない場合は、地面にふせて頭を守りましょう。

    高速道路など外に出られない場合は、安全な場所に停止し、車内で姿勢を低くしましょう。

    3. 口と鼻をふさぐ

    もしも近くにミサイルが落ちたとき。

    化学物質などが使われている可能性があるため、屋外にいる時は、口と鼻をハンカチなどで覆って、すぐに密閉性の高い部屋や、風上に避難しましょう。

    もし屋内にいる場合は、まず換気扇を止め、窓を閉めましょう。目張りをして、室内を密閉することが大切です。

    その後は行政の指示を待ち、落ち着いて行動するようにしましょう。


    国民保護ポータルサイトで公開されている「武力攻撃やテロなどから身を守るために」というパンフレットには、武力攻撃を受けたときのより詳細な対応方法がまとめられています。