• okinawabfj badge

沖縄・県民投票、有権者の6割が「反対せず」? 玉城知事は「詭弁」とツイート

その結果をめぐっては、投票率が52%だったことから「反対以外が71万人」「6割が反対せず」などという声も上がっていたが……。

反対が43万票を超えた辺野古埋め立てをめぐる沖縄の県民投票。

時事通信

米軍普天間基地の移設に伴う辺野古埋め立ての是非を問う投票は、「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択。

2月24日に投開票され、反対が43万4273票(72.1%)。賛成派11万4933票(19%)。どちらでもないが5万2682票(8.7%)だった。

「辺野古埋め立て」への反対票が、昨年9月の知事選で玉城デニー氏が獲得した過去最多の39万6632票を超えたことになる。

玉城氏は結果を「きわめて重要な意義」とし、「民意が確実に示された」として、国に工事の中止を求めた

投票結果をめぐっては、投票率が52%だったことなどから「反対以外が71万人」「6割が反対せず」などという声も上がっている。

産経新聞

開票後、沖縄1区を地盤とする日本維新の会の下地幹郎議員(比例九州)が「反対は43万人超、反対以外が計71万人」とツイート。翌25日には、読売新聞が「広がりを欠き、影響は限定的」などと伝えた

また、この日の県議会では、自民党の山川典二議員が「反対は有権者の37%で、半数を超えていない」と指摘。玉城知事は「分析の仕方はそれぞれの判断だが、投票結果に基づいて民意は反映されている」との受け止めを示したという(沖縄タイムス)。

さらに26日には、産経新聞が朝刊で「47.52%が棄権」「6割以上が明確に『反対』の意思を示さなかった」と報じた。公明党の山口那津男代表も、「絶対得票率という点では反対の票は38%程度にとどまった」と発言している。

一方、琉球新報は社説(26日)でこうした「政治家や一部報道」の指摘を「矮小化」と批判した。

こうした状況を受けてか、玉城デニー知事は26日夜、県民投票後に初めてツイートをした。

いつからそういう捉え方が出てきたのか知らないが「投票に参加しなかった方も含めた全有権者数で、投票結果の数と意味を推し量るべき」なる詭弁。一般的には投票に参加した方々の数の分類と投票先などのら分析から有権者の投票動向を導き出していたのではないのか。

ツイートでは県民投票に対して具体的に言及はしなかったものの、「投票に参加しなかった方も含めた全有権者数で、投票結果の数と意味を推し量るべき」という意見について「詭弁」と指摘。

「一般的には投票に参加した方々の数の分類と投票先などのら(原文ママ)分析から有権者の投票動向を導き出していたのではないのか」と疑問を呈した。

全有権者数における割合ではなく、投票者数における「7割が反対」という結果を尊重すべき、という考えを改めて示した形だ。

条例では、有権者の4分の1を超えた場合、知事が結果を総理大臣とアメリカ大統領に通知するよう定められている。玉城知事は3月1日にも安倍首相やアメリカ大使館員と面会する予定だ。

Contact Kota Hatachi at kota.hatachi@buzzfeed.com.

Got a confidential tip? Submit it here