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市教委の子育てチラシは男女平等じゃない? 大学教授が市を提訴

これは「古い男女観」なのか。

滋賀県栗東市がつくったチラシは「古い男女観」?

2014年に市の教育委員会がつくり、学校などに配布された「子育てのための12か条」のチラシをめぐって、議論が巻き起こっている。

チラシのイラストが「ステレオタイプの男女観」をイメージさせ、「男女が平等な社会」をうたう男女共同参画社会基本法に違反しているとして、大学教授が市を相手取り、住民訴訟を起こしたのだ。

これが、そのチラシだ。

栗東市 / Via city.ritto.shiga.jp

共同通信中日新聞などによると、9月26日に大津地裁に訴訟を起こしたのは、名古屋学院大学現代社会学部の早川洋行教授。市長に対し、チラシの印刷費用など41万円を賠償するよう求めている。

訴状では、チラシの男の子のイラストに「元気な返事」というせりふが、女の子のイラストには「丁寧に言葉を添えて」とのせりふが書かれている点について、「男は元気、女は優しくという昔ながらの男女観だ」と指摘。

また、「(子どもの)規範意識を高める」と書かれた父親のイラストと、「失敗を叱らずに励まそう」と書かれた母親のイラストについても、「『父親はあるじとして指導する』など男女に主従関係があると思わせる内容で、両親を登場させれば問題なかった」としているという。

載っている男女の人数が異なることも、問題点として挙げられている。

早川教授は7月、チラシの回収などを求める住民監査請求を起こしている。

現代社会の現実には、元気で社会的な「女の子」、やさしく家庭的な「男の子」もいる。また、社会的に活動している厳しい母親もいるし、家事育児に取り組むやさしい父親もいる。そして、父子家庭、母子家庭が存在するのは当然である

監査請求で早川教授はこう訴えているが、市監査委員は棄却し、このように指摘した。

「心豊かな健全な人材育成に取り組むことを啓発する描写図として一般人の目から見て不自然さは認められず、男女差別的なきわめて問題が多いものとは判断しがたい」

「一般の社会通念に照らし、後述する本件チラシ等の作成の目的を実現するための表現・方法として社会的に相当な範囲内のもの」

早川教授は記者会見で、「男女共同参画社会を作っていこうという動きを、もっと真剣に地方自治体が考えるべきだと、裁判を通じて訴えていきたい」と話した。

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