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ある日突然、被災者になって気づいたこと 熊本と大分、10人の思い

気づいたこと、変わったこと……。

1.「当たり前の大切さに気がついた」ひろえさん(27歳・会社員)

Kota Hatachi / BuzzFeed

震災直後から1週間は車中泊をして過ごしたというひろえさん。暮らしていた実家は、全壊認定されたそうです。

「蛇口をひねっても水がでない。水がないからお風呂もトイレも入れない。コンビニも、食べ物もなくなった。当たり前の大切さに、改めて気がつかされました」

2.「この街に暮らす覚悟が生まれた」高田淳平さん(38歳・旅館経営)

Kota Hatachi / BuzzFeed

大分・湯布院で経営している旅館は損傷が激しく、建て直すことに。再開は2018年夏の予定です。

「なぜ湯布院に旅館を建て直すのか、考えたんです。やっぱりそれは、ここが自分の生まれ育った町で、好きだから。そしてこの町を、ネイティブとしてもっと良くしたいから。そう、改めて実感しました」

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3.「災害医療に携わりたいと思った」SHさん(26歳・看護師)

Kota Hatachi / BuzzFeed

勤めている病院は震災直後、転院の受け入れや大量の救急搬送で「地獄絵図」だったそうです。

「自分って力不足で。そんな中でも冷静に活動している災害時派遣医療チーム(DMAT)の人たちが、本当にかっこよかった。災害現場を知ったので、いつか違うところで役に立てるようになれればいいなと思っています」

4.「『生きている』から、『生かされている』へ変わった」眞藤さん(53歳・会社員)

Kota Hatachi / BuzzFeed

単身赴任先の自宅で被災。福岡に帰ることができず、しばらく家族と会うことができなかったそうです。

「死ぬかと思った経験をして、自分がやりたいことよりも、やらないといけない役割を考えるようになりました。家族や社会との接し方、向き合い方が変わったと感じています」

5.「心のあり方が変わった」照ちゃん(47歳・食堂の女将)

Kota Hatachi / BuzzFeed

自宅のアパートで地震にあった照ちゃんさん。古い建物で、揺れの間は圧死も覚悟したといいます。その後、建物は取り壊されました。

「それまではプライオリティが散漫になっていましたが、生きることに集中しようと思いました。本当に死ぬかと思ったのがきっかけです。運よく生き延びたんだから、ちゃんとしなきゃって」

6.「早く結婚したいと思った!」Uさん(38歳・バーテンダー)

Kota Hatachi / BuzzFeed

震災当時はお店に立っていたUさん。4月中には、なんとか営業再開にこぎつけました。

「震災が起きて、突然予期せぬことが起きて、自分が死ぬかもしれないと感じるようになりました。だから、子どもを残しておきたいなって。やり残したことをしたいなと」

7.「頑張りすぎない。他人にも無理を強いないと思うようになった」ナカジマさん(36歳・主夫)

Kota Hatachi / BuzzFeed

2歳の女の子を子育て中のナカジマさん。本震があったときは、妻と2人で子どもに覆いかぶさり、守ろうとしたそうです。

「大きな自然災害には抗えないんです。勝とうとしても、絶対に勝てない。それは普段も同じ。仕事でも子育てでも、全部を自分のせいにせず、頑張ろうとしなくて良いんだって思うようになったんです」

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8. 「今、この瞬間への意識が変わった」seiraさん(21歳・学生)

Kota Hatachi / BuzzFeed

熊本市内の実家で被災したseiraさん。しばらくは車中泊の暮らしが続きました。

「震災を経験していない人からしたら大げさかもしれないけれど、死を強く意識するようになったんです。いつ、何が起こるかわからない。何をするにも、意識が向くようになりました」

9.「感謝の気持ちと当たり前の日常のありがたさに気づいた」おひとよしさん(27歳・事務職)

Kota Hatachi / BuzzFeed

仕事の関係から地震後すぐに職場に集められ、1週間は出ずっぱりに。災害現場の最前線を経験したそうです。

「日常が一瞬で変わる恐ろしさを目の当たりにしたから。そんな状況の中で全国から善意が届いたのは、本当にありがたかったです。日本中の人たちに、感謝を伝えたいと思っています」

10.「毎日との向き合い方が変わった」自分(28歳・BuzzFeed Japan記者)

Kota Hatachi / BuzzFeed

当時、朝日新聞熊本総局の記者だった自分。本震のときは、一番被害の大きかった益城町役場で取材中でした。

自分が震災に遭うなんて、それまで考えたこともなくて。死を意識したあの瞬間から、毎日を無碍にしていたなと痛感して。

いつ、何が起きるかなんて、誰にもわからない。だからこそ、毎日毎日を後悔せずに、しっかり生きたいと感じるようになりました。

Kota Hatachiに連絡する メールアドレス:Kota.Hatachi@buzzfeed.com.

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