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ほんとうの愛ってなんだろう……。あの真っ暗闇で、一緒に語り合ってみませんか?

愛っていろいろな形がありますよね。体験型ワークショップ「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」で真っ暗闇のなか、じっくり考えてみてはいかがでしょうか。

そんな「愛」について、真っ暗闇のなか、じっくり考える体験型ワークショップが、東京で開かれていますよ。

Haruna Yamazaki / BuzzFeed

外苑前の「ダイアログ・イン・ザ・ダーク(DID)」。聞いたことがある人も多いかもしれません。

一切のひかりが遮断されている真っ暗闇を探検する、エンターテイメント型のワークショップです。季節ごとに内容が少しずつ変わるのですが、2月4日から3月20日までのテーマは「LOVE」なんです。

私(籏智)は2度目の参加。「これまでも何度か聞いたことがあって、いつか行ってみたかった」という女性記者(山崎)とともに、足を運んでみました。

「目以外の何かで、ものをみようとしたことがありますか?」

そんなキャッチコピーがある、この取り組み。白杖を片手に、8人グループになって暗闇を探検しながら、さまざまなコミュニケーションに挑戦します。

アテンドをしてくれるのは、視覚障がい者の人たち。言ってみれば、見える人と、見えない人の立場が逆転するところなんです。

聴覚や触覚など、視覚以外の感覚を研ぎ澄ます。そうして、コミュニケーションの大切さを再確認できる場所でもあります。

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「暗闇って言っても、どうせ少しは見えるんだろうな」

Haruna Yamazaki / BuzzFeed

甘い気持ちで部屋に入ってみると、もちろんそんなことはなく。一切合切、なにひとつ見えません。

キョロキョロと辺りを見渡しても、どこに誰がいて、なにがあるのかなんて、まったくわからない。

昨年、初めてDIDに参加したとき。「見ようとしても意味がないんですよ」と、アテンドの方に声をかけられました。その言葉を聞いて、いままで自分がいかに「目」に頼っていたのか、はたと気がつかされて。

そんな真っ暗闇だから、最初はとても不安な気持ちに襲われます。

初参加だった山崎記者は「歩くだけで最初は怖い。『前に進んでください』と言われてもどちらが前なのか本当にわからない。前って何!? って感じになる」と戸惑っていたとか。

実際、仲間たちがいるからこそ前に進めるようなもの。

チームで力を合わせ、助け合いながら、段差を乗り越えたり、扉を探してくぐったり。 今回、僕たちをアテンドしてくれたのは全盲の女の子でした。山崎記者はこんな感想を持ったそう。

「はじまった瞬間、いきなり立場は逆転しました。私には未知の世界が彼女には当たり前。視界が遮断されたら私たちは圧倒的に弱いんですね」

視覚以外の感覚だけを生かして空間を把握するのは、とっても難しい。でも、それぞれが鋭敏になっていくと、なにかが「見える」気がしてくるんです。不思議。

今回のハイライトはやっぱり、みんなで愛について話し合うところです。

dialoginthedark.com

しんと張り詰めた空気のなか、ぽつりぽつりと言葉をつむぐ。初対面どころか、ほとんど対面もしてない人と「愛ってなんだろうねえ」と言ってみる。

ちょっぴり恥ずかしさもあるけれど、真っ暗闇だからこそ打ち明けられることもあるのかも。それこそ、真夏のキャンプの夜のように。

そんな場での対話を通じて、愛って、いろんな形があるんだなと改めて気がつかされました。恋人だけじゃないですよね。家族だったり、友人だったり……。

人類愛だって、自己愛だってあって良い。

明るい場所で顔を見ながらこんな話をしたら、多分気恥ずかしいですよね。

「いつもよりつるつると言葉が出てくる感じがした」という山崎記者も「顔を知らない人に声で恋に落ちることもできそうですね……なんだか妙に親密な気分になる。文字では伝わらないと思うけど本当に!」。

そうして過ぎる、あっという間の90分。

最初は「怖い」と言っていた山崎記者も「社会的な意義もあるし考えさせられることもたくさんあるんだけど、何よりきちんとエンターテインメントなのでこう言い切ります、すごくおもしろかった!」。

僕も、2回目なのに、心の底から楽しめました。また違った発見があったと思います。

恋人とのデートでも、仲の良いの友人とでも。暗闇を知ってみると、いつもの暮らしに戻ったときに、世界がぐっと広がりますよ。

DIDの体験は各回90分間、事前予約制。知り合い同士の参加は4人まで。初対面の人たちと一緒に楽しむのも醍醐味です。詳細はホームページから。

Kota Hatachiに連絡する メールアドレス:Kota.Hatachi@buzzfeed.com.

バズフィード・ジャパン ニュース記者

Haruna Yamazakiに連絡する メールアドレス:haruna.yamazaki@buzzfeed.com.

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