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「21歳だった私は、ここカンヌでレイプされた」女優が授賞式で映画界に訴えたこと

多くの共感や賞賛を集めている。

カンヌ国際映画祭で、ある女性のスピーチが注目を集めている。

Jean-paul Pelissier / Reuters

5月19日に開かれた授賞式に、プレゼンターとして登壇したイタリアの女優、映画監督のアーシア・アルジェントさん。

20年以上にわたって複数の女優らに性的暴行をしていたと告発されたハリウッドの有名プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン氏に声をあげた女性のひとりだ。

Eric Gaillard / Reuters

「#MeToo」運動の発端となったこの問題。アルジェントさんはこの日、カンヌのステージのうえで、自らの強い想いを世界に向けて訴えかけた。

「1997年、私はここカンヌでハーヴェイ・ワインスタインにレイプされました。私は21歳でした。この映画祭は、彼にとって”狩場”だったのです」

「私は、予言します。ハーヴェイ・ワインスタインが、再びここで歓迎されることは、永遠にないでしょう。彼の行いを受け入れ、その罪を隠してくれた映画界から忌避され、不名誉の中に生きるのです」

Mike Blake / Reuters

当時、パーティーという名目でワインスタイン氏からホテルの部屋に呼び込まれ、マッサージとオーラルセックスを強要されたというアルジェントさん。

多くの女性たちが同様の被害を訴えてきたことについて、それを黙認してきた「映画界」をこうも強く批判した。

「今夜、ここに座っているあなたたちのなかにも、女性に対する行為について、責任を問われるべき人がいます。こうした最低の行為は、映画界だけでなく、どの業界でも、職場でもふさわしくない行為なのです」

「あなたは、あなた自身のことをよく知っているでしょう。しかし、それよりも重要なことは、私たちもあなたのことを知っている、ということ。そして、私たちは、あなたたちがやりすごそうとしていることを、これ以上許さないということです」

Regis Duvignau / Reuters

アルジェントさんは授賞式後、自身のTwitterにスピーチの内容とともに、こんな言葉を添えた。それは、多くの「勇気ある女性たち」への後押しだった。

「人を食い物にしてきた彼らを告発してきた、すべての勇気ある女性たちに。これから名乗り出ようとしているすべての勇気ある女性たちに。私たちは、#metooの力を手に入れたんです」

Tweetやその訴えは拡散し、多くの共感や賞賛を集めている。なかには、こんなコメントを寄せたユーザーもいた。

「あなたは、私たちのヒーローです」

This is the speech I wrote and spoke out loud tonight at Cannes. For all the brave women who came forward denouncing their predators, and for all the brave women who will come forward in the future. We got the power #metoo https://t.co/ttJN1pNFxR


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