長い夏休みが終わり、学校に行きたくない、どうも気が乗らない。そんな人も少なくないはずです。
子どもたちの自死は、この夏休み明けにいちばん多くなることがわかっています。

そんな時期だからこそ。多くの著名人たちが、さまざまな言葉を投げかけています。

お笑い芸人・田村淳さん「迷わず行かない選択を」
死にたくなるほど学校に行きたくないのなら、迷わず行かない選択を!学校以外にも学ぶ場所は沢山あるよ これからゆっくりと自分に合った学びの場所を見つければ良いのだから… 子どもの自殺、ピークは夏休み後半 直近10年「9月1日」から変化(西日本新聞) https://t.co/SkFoYeSGXn
元SKE48・柴田阿弥さん「迷わず逃げてください」
#けやきヒルズ では夏休み明けが子供の自殺が最も多いという事で今日はいじめているきみへ作者の春名さんにお越しいただきました。辛かった学生さん、夏休みゆっくり休めたかな。休んでそれでも学校が死ぬ程辛かったら迷わず逃げてください。死なないで。悲しい原稿を読む日が来なくなりますように。 https://t.co/dzQzAT0t1q
漫画家・若林稔弥さん「意外となんとかなる」
そろそろ夏休みも終わるので、死のうかなって思ってる若い子がいると思うんですけど、嫌なら学校なんて行かなくていいんですよ。「学校にも行けないのに社会で生きていけるのか」って思うかもしれませんけど、意外となんとかなるように世の中はできてますよ。うちの弟も不登校でしたけど今元気ですし。
歌手・大森靖子さん「絶望すること自体が真っ当な希望」
感情の重力波で誰にも迷惑かけず自分だけの時間や距離を操作してしまいたい、好きは永く、悪口に呪われたら時を切断したい。 絶望すること自体が真っ当な希望、 今でも明日でもここでもどこかでも、望みを持てますよう。 #8月31日の夜に
脳科学者・茂木健一郎さん「心地よいと感じるところにいればよい」
学校は、行きたい人は行けばいいけれども、行きたくない人は行かなくてもいい。とくに、学校に行く、ということを考えると、苦しかったり、つらかったりする人は、学校に行かなくてもいい。家や、どこか、自分が心地よいと感じるところにいればよい。
女優・春名風花さん「不必要なものは捨て、明日に向かおう」
おはようございます!今日もwithnewsさんが記事を書いてくださいました。 今日も新しい朝が平等にやってきたよ。昨日までのつらかったことも悲しかったことも今は全部過去。二度と忘れることは出来ないけど「こんな過去は要らない」と捨ててゆくことはできる。不必要なものは捨てて、明日に向かおう。 https://t.co/G7icRfEbhu
詩人・最果タヒさん「正しさなんかに、全部自分を従わせなくてもいい」
正しさなんかに、全部自分を従わせなくてもいいよ、理不尽から身を守るためだけに、都合よく持ち出そうよ。今はそう思う。 #8月31日の夜に
タレント・中川翔子さん「みんな、生き延びて」
みんな、生き延びて。 生き延びたさきに くるしさと違う場所に 生き延びててよかったと 気持ちがやわらかくなる瞬間がくる、必ず どうか生き延びて #8月31日の夜に
俳優・山田孝之さん(?)「自分を求めてくれる人は必ずいる」
夏休みも終わり新たな日々が始まりますね。不安だよな。俺も明日からミュージカルの本番が始まるから不安。不慣れな事をやれば下手くそだから酷評もある。でも楽しんでくれる人もいる。自分を求めてくれる人は必ずいる。人がいること、人がやる事には意味がある。だから俺もいる。だからあなたも必要。
山田さんのアカウントは「ハードコアパンク俳優、あくまで偽物です」とプロフィールに記載されている。ただ、100万フォロワーを超えており、このツイートも1万RTを超えた。
逃げるところは、どこにでもある。たとえば3年前には、鎌倉市図書館がこんなツイートをしています。
もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。
誰かとつながるための場所も、たくさんありますよ。
18歳までの子どもの電話「チャイルドライン」では9月4日まで、午後2時〜午後11時まで電話(0120-99-7777)で、午後4〜9時まではチャットでつながることができます。
一般社団法人「いのちの電話連盟」では通常の電話相談(0570-783-556、午前10時から午後10時まで)のほか、9月2日午後10時まではチャット相談も実施しています。
文部科学省が運営している「24時間子供SOSダイヤル」(0120-0-78310)でも、休日も含めた24時間、いつでも悩みを相談することができます。
あなたは、ひとりだけじゃありません。
あなたにとって、学校ってどんな場所ですか? BuzzFeed Japanは、学校や校則について考える記事を、こちらのページで配信しています。

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