小学生が学校でうんちをしたくない理由、知ってますか？

あの姿勢、地味につらい……。

小学生が学校でうんちをしたくない理由、知ってますか？

公共トイレなどではあまり見かけなくなった、とある存在が関係しているのです。

それは……

「和式トイレが苦手だから」。

小林製薬が実施した「小学生のトイレ実態調査2019」によると、3割以上の小学校は、いまだにすべて和式トイレか、洋式より和式のほうが多いのです。

▲全体の54%が「恥ずかしいから」を理由にうんちをすることに抵抗を感じている ※出典元：小林製薬「小学生のトイレ実態調査2019」2019年8月実施,計624サンプル

「恥ずかしい」「からかわれそう」という理由だけでなく、そもそもの環境の問題でうんちを我慢するなんて……

そんな状況を解決しようとしているのが、小林製薬です。

▲小林製薬が寄贈した洋式トイレ / Design by Emi Tulett / BuzzFeed

トイレ用芳香洗浄剤「ブルーレット」シリーズなどで知られる製薬会社です。

同社は2010年より、小学校に洋式トイレを寄贈する活動を実施。

これまでに120校の和式トイレを洋式トイレに改修し、床に防臭シートを貼りつけるなどの改善を行ってきました。

その結果、過去に洋式トイレを寄贈した小学校の6割以上で、「児童がトイレを我慢しなくなった」と回答。

※出典元：小林製薬「過去寄贈校へのアンケート2019」2019年8月実施,計29サンプル

また、約8割の学校で「児童がトイレを綺麗に使うようになった」と回答しています。

トイレが洋式化することで、美化意識も生まれてきたことがわかります。

他にも「ベンキィー博士のトイレ授業」として、排便の大切さを伝える特別授業を実施。

社員自らがトイレの快適な環境づくりを目指して、改善に取り組んできました。

では一体なぜ、小林製薬はここまで小学生のうんち問題に向き合うのでしょうか。

それは、トイレ環境に寄り添いながら、家庭のトイレをきれいにしてきた会社だから。

同社はこれまで、「"あったらいいな " をカタチにする」をブランドスローガンに掲げ、未充足ニーズに応える商品を提供してきました。

たとえば「ブルーレット」もその1つです。

今から50年前、まだトイレ用の芳香剤がなかった時代。「日本にも、アメリカのように良い香りのする快適なトイレ空間が必ず求められる」。

そう信じて、日本初のトイレ用芳香洗浄剤として「ブルーレット」が誕生しました。

その後も、「アイボン」「熱さまシート」などのヒット商品を開発。

ブランドスローガンの「"あったらいいな " をカタチにする」が示すように、一人ひとりの悩みを解決する商品を提供してきました。

小林製薬が手がけなければ、他に代わるものがないーー人々の困りごとを商品を通して解決し、社会全体の「快」の増大に貢献するという、小林製薬の理念にも通じることです。

この思いは、今回の洋式トイレの寄贈活動にも表れています。

人々の困りごとに加え、社会全体の課題にもしっかり取り組んでいく。

小林製薬は、そんな思いで、快適な社会の実現を目指しています。2017年には、障がいや病気に悩む子供とその家族をサポートする「小林製薬 青い鳥財団」を立ち上げました。

洋式トイレの寄贈活動「小学校に洋式トイレプレゼント！」も、まだまだ続きます。

今年の募集期間は2月28日まで。小林製薬の公式サイトで受付中です。