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ディズニー初!主人公がバイセクシュアルのアニメが登場。番組製作者の思い

8月3日から日本のディズニー・チャンネルでも放送中の『アウルハウス』。自身もバイセクシュアルの番組製作者が、LGBTQ+の主人公が誕生した経緯を語りました。

米ディズニーが、ディズニー・チャンネルのアニメ番組『アウルハウス』シリーズに、バイセクシュアルの主人公が登場すると発表しました。

Jive / Via tenor.com

14歳の主人公、ルース・ノシーダ(右)は、バイセクシュアルのドミニカ系アメリカ人。作中では、魔力を持たないルースが魔女になるまでの冒険が描かれています。

Disney

シーズン1では、主人公のルースともう1人の女性キャラクター、アミティがお互いに思いを寄せ合っているように思わせる描写が多くありました。

しかし2人の関係について、番組製作者は今日まで言及しませんでした。

ディズニーのコンテンツにLGBTQ+のキャラクターが登場するのはルースが初めてではありませんが、ディズニーチャンネルにおけるLGBTQ+作品の放送は、大きな一歩です👏

番組製作者のダナ・テラス氏は、自身のツイッターで、バイセクシュアルのキャラクターを登場させるに至ったプロセスを語りました。

In dev I was very open about my intention to put queer kids in the main cast. I'm a horrible liar so sneaking it in would've been hard haha. When we were greenlit I was told by certain Disney leadership that I could NOT represent any form of bi or gay relationship on the Channel.

「私が『アウルハウス』の製作に取り組み始めた頃、自分の実体験を埋め合わせるためにも、ずっとプロムに関するエピソードを作りたいと思っていました。当時プロムは、いわば "着飾った乙女をお誘いする(だけの)例年儀式" でしたから。素晴らしいエピソードに仕上げてくれたスタッフたちには、本当に感謝しています」

「物語の製作中には、メインキャストをクィアの子どもにするつもりだと明かしていました。私は嘘が苦手なので、こっそり(クィアのキャラクターを)作中に忍ばせるなんてことは無理でした(笑)。許可をもらいに訪ねた時、リーダーからは、番組内にはどんなゲイやバイの関係も取り入れることはできないと言われました」

テラス氏が自身もバイセクシュアルだとカミングアウトしたところ、リーダーの気持ちも変わったそうです。

I'm bi! I want to write a bi character, dammit! Luckily my stubbornness paid off and now I am VERY supported by current Disney leadership. (Thank you @NashRiskin and team!) Not to mention the amazingness of this crew.

「私はバイです!とにかくバイのキャラクターを描きたいんです!(とアピールしました)。幸運なことに私の頑固さが功を奏し、現在のリーダーは私をサポートしてくれています(チームのみんなと@NashRiskin、ありがとう!)。言うまでもなく、最高の仲間たちです」

テラス氏のツイートに対して、『スイチュー!フレンズ』や『怪奇ゾーン グラビティフォールズ』の製作に関わっていたアレックス・ハーシュ氏もコメントしました。

In 2012 the Disney censor note on this image would have been: “inappropriate for channel, please revise, call to discuss” (to avoid a paper trail) Now in 2020- there’s no note at all. Props where props are due! This time, Disney- you did good.

「私が『怪奇ゾーン グラビティフォールズ』を制作していたころ、ディズニーはLGBTQ+に関するものを禁じていました。これまで "地球上で最も幸せな場所" と言ったら "異性愛者の世界" でした。しかし今日、@DanaTerraseと彼女のチームのおかげで、ディズニー作品にもクィアのメインキャラクターたちが登場しています。今こういったことが言えるのも嬉しいし、とても誇らしく思います」

「2012年だったら、ディズニーはこの画に対してこう注意していたでしょう:『番組にふさわしくないので、修正してください。電話で議論しましょう(紙で証拠を残したくないので)』。2020年の今、(ディズニーからは)何の注意もありません。私も褒めるべきところは褒めます。ディズニー、今回はよくやった!」

作中でルースのセクシュアリティについて言及するシーンがあるかはわかりませんが、ついにLGBTQ+のキャラクターがディズニー作品にも登場するようになったなんて…これからの作品がさらに楽しみです!

Disney / Via aminoapps.com

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟