避難所で健康に過ごすための8つのポイント 厚労省がTwitterで呼びかけ
8つのポイントを紹介したイラストを保存し、役立てたい。
西日本豪雨の影響で、多数の被災者が避難所に身を寄せている。

AFP=時事
これまでとは程遠い生活を余儀なくされ、エコノミークラス症候群や熱中症になる危険が高まる。最悪、死に至る恐れもある。
そこで、厚生労働省は避難所で過ごす人たちに向け、健康に過ごすためのポイントを8項目にわけて紹介している。
1. 水分・塩分補給をこまめに

時事通信
トイレを気にして、水を飲む量が減りがちになる人もいる。
猛暑の中での生活に、熱中症を患う人も頻発している。そのため、こまめな水分・塩分補給で予防すること。
2. 手を清潔に

時事通信
食事の前やトイレの後には手洗いを。流水が使えばいときは、アルコールを含んだ手指消毒薬を使うように。
3. 食中毒に注意

時事通信
出された食事はすぐに食べる。下痢、発熱、手指に傷がある人は、調理や配食をしないこと。
4. 体の運動を

AFP=時事
避難所生活ではエコノミークラス症候群になりがちになる。
その予防や、寝たきりの予防のためにも、積極的に体を動かすようにしたい。
5. うがい・歯磨きを

AFP=時事
水不足が一つの課題になっているが、うがい、歯磨きをできるだけして、かぜの予防、口の中の衛生を保つように。
6. 十分な睡眠・休息を

時事通信
経験のない生活や、今後のことを考えると、誰もが不安を感じるもの。ただ、休息や睡眠は、意識してとるように。
7. 必要なときにはマスクを着用

時事通信
咳をしているときや、アレルギーの原因となるほこりを避けるために、必要なときにはマスクを使うように心がけたい。
8. 薬で困っている場合は相談を

AFP=時事
薬が手元になかったり、薬で困っているときは、医師、薬剤師、保健師などに相談をするように。
また、次にあてはまる人は、避難所の事務局に申し出るようお願いしている。
* 妊娠中の人
* 産後の人や小さい子どもを連れている人
* 病気などで特別な食事の配慮が必要な人
厚労省は、避難所生活で健康に過ごすため、これらの点に注意し、「マタニティマークをつけた妊婦さんにご配慮をお願いします」と呼びかけている。
8つのポイントを紹介したイラストはこちら。保存して役立てたい。

厚生労働省 / Via Twitter: @MHLWitter