水没地域の岡山・真備町と愛媛の浸水範囲を公開 被災者らの写真や動画で初めて作成
国土地理院が地図を作成し、公開した。
西日本豪雨を受け、国土地理院は7月10日、被災地の浸水範囲や水深を推定した地図をホームページ上で公開した。
今回公開したのは2箇所で、特に大きな被害があった岡山県倉敷市真備町周辺と愛媛県大洲市。
水深などを示しただけでなく、TwitterなどSNSに投稿された画像や動画を参考に地図を作成したのは初の試みだという。
PWJ/A-PADジャパン/CF 提供
倉敷市真備町
国土地理院応用地理部によると、地図はいずれも7日時点のもの。通常、データを集める場合は、飛行機やヘリコプターで写真を撮影するが、7日は天候が悪く飛ばせなかった。
そのため、Twitterなどネット上にアップされた画像などを情報源とし、浸水した範囲の端の地点を割り出した。そして、もともと持っている標高データを元に、水深を推定したという。
水深は、色の濃さによってわかるよう示した。深い場所ほど色を濃くしており、被害が大きい箇所が一目で理解できる。
<倉敷市真備町周辺>
国土地理院 / Via gsi.go.jp
<愛媛県大洲市>
国土地理院 / Via gsi.go.jp
あくまで推定であり、実際に浸水被害があった地点でも把握できていない箇所や、浸水していなくても浸水範囲として示している場所がある。
国土地理院応用地理部の勝田啓介企画課長は、公開した理由をBuzzFeed Newsの取材にこう語った。
「国土地理院のコンテンツすべてに言えますが、関係機関がこれからの対応を検討する上で役立ててもらいたい。また、被害状況を心配されている国民の皆様への情報提供をしたいと思い、公開しました」
地図はこちらから確認し、拡大してより詳しく見ることができる。
