• bousaijp badge

台風の「特急電車並み」の風で、窓ガラスが各地で割れる恐れ。その備えは。

安全なうちの備えが必要です。

大型で非常に強い台風19号が、12日夕方から夜にかけて、非常に強い勢力を保ったまま東海地方または関東地方に上陸し、その後、東日本から東北地方を北東へ進む見込みです。

台風による風で、窓ガラスが割れる被害が起きるおそれがあります。

被害に遭わないようどう備え、窓ガラスが割れた場合にはどうすればいいのか。

時事通信

台風21号の影響で窓ガラスが割れ、吹き込んだ風で書類が散乱した岐阜県庁=2018年、岐阜市

気象庁によると、台風は午後3時45分現在、八丈島の南南西約550キロにあり、時速25キロの速さで北北西に進んでいます。

中心の気圧は925ヘクトパスカル中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルです。

12日には、台風が接近・上陸する東海地方から関東地方を中心に、猛烈な風が吹き、西日本から東北地方の広い範囲で雷を伴った猛烈な雨や非常に激しい雨が降るとされています。

時事通信

台風15号の暴風により、東関東自動車道で横倒しになったトラック=9月、千葉県富里市

「猛烈な風」とは、「特急電車」並の速さで、屋外での行動が「極めて危険」なレベル。

走行中のトラックが横転したり、住宅によっては倒壊するものがあるほどで、電柱や街灯のほか、ブロック塀が倒壊することもあるため、「屋外での行動は極めて危険」といいます。

一方、「猛烈な雨」とは1時間雨量80ミリ以上を指し、息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感じるレベル。傘は全く役に立たず、雨による大規模な災害の発生する恐れが強く、厳重な警戒が必要となります。

いずれも、気象庁が示す風と雨の強さで、最も激しいものです。

窓ガラスの破損を防ぐ方法は

時事通信

2018年、大阪合同庁舎4号館の窓ガラス

こういった危険な風により、車の横転、木やビルの壁の一部が吹き飛ぶなどの被害が各地で起きるおそれがあります。宙に舞ったものが窓に衝突し、窓ガラスが割れた、との被害も過去にありました。

気象庁は、屋外での備えとして、窓や雨戸はしっかりと鍵をかけ、必要に応じて補強するよう対策を示しています。

ベランダや庭に飛来物となるようなものは置かないことも大切です。

ただし、雨や風が強くなってからでは、外での作業は危険なため、事前に実施する必要があります。

また、室内からは、飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼るほか、飛来物の飛び込みに備え、カーテンやブラインドをおろしておくのが良いとしています。

では、万が一、窓ガラスが割れてしまった場合、どうすればいいのか。

時事通信

台風15号の暴風で崩落した羽田空港第2駐車場の工事用の足場=9月、東京・羽田空港

京都大学防災研究所によれば、窓ガラスが割れた際にはガラスの破片によるけがを防ぐため、屋内でも靴を履いて行動するよう注意喚起しています。

さらに、割れた窓とは反対側の窓やドアを少し開ける必要があるといいます。割れた窓から風が吹き込み、風圧で屋根が吹き上がってしまう恐れがあるからです。

気象庁は、暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒し、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。

自らの命を守るため、事態が悪化する前に早めに避難するよう判断し、以下の5つを心がけて安全確保に努めるべきです。お気をつけください。

  • 外出はなるべくしない
  • 水辺には近づかない
  • がけや傾斜地、樹木の少ない山間地には近づかない
  • 冠水した道路は歩かない
  • 地下にはなるべく行かない


バズフィード・ジャパン ニュース記者

Contact Kensuke Seya at kensuke.seya@buzzfeed.com.

Got a confidential tip? Submit it here