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「翁長知事にいま、何を伝えたいですか?」 沖縄県民たちからの答え

メッセージを書いてもらい、思いを聞いた。

沖縄県の米海兵隊・普天間飛行場の辺野古移設に反対する「県民大会」が8月11日、那覇市であった。出席予定だった翁長雄志知事が8日に死去したばかり。冒頭、1分間の黙祷が捧げられ、哀悼の意を表した。

「翁長知事にいま、何を伝えたいですか?」。BuzzFeed Newsは現地入りし、参加者にメッセージを書いてもらった。

1. 「素晴らしい政治家 おつかれさま 安らかに」

「基地問題だけでなく、貧困の問題にも目を向けられていた。沖縄のために尽くしてくれた私利私欲がない素晴らしい政治家でした」

「応援していただけに残念だし、翁長知事も心残りだったと思います」<浦添市・主婦(61)>

2. 「翁長知事に感謝。安らかにお眠り下さい。後は私たちでチバリマス(頑張ります)!!」

「沖縄のために命をかけた翁長知事を尊敬しています。子どもや将来の孫のため、その遺志をつないでいきます」

「基地はいりません。世界の平和のために」<那覇市・主婦(70代)>

3. 「あなたの想いをつなぎます!!」

「病気を患いながらも命をかけて沖縄を守ってこられた翁長知事を知っているので、その遺志をつなぎ、平和な世の中にしたいです」

「10日には通夜に参列しました。安らかな表情の翁長知事に『ありがとうございました』と伝えました」<那覇市・保育士(30代)>

4. 「今までありがとうございました」

「ニュースで見るたびにやせ細っていく翁長知事は、最後まで辺野古の新基地建設反対の気持ちを話していました。その思いを私が伝えたい、と思っています」

「今日は『お疲れ様でした』と黙祷します」<うるま市・中学1年生(12)>

5. 「おながさん!沖縄を守る強い意志!忘れない、ありがとう。皆で頑張る!!守って!」

「沖縄が一つになれる柱だった。もっと頑張ってもらいたかった。元気で、みんなを支えてもらいたかった」

「でも、もうできない。だから、ここからは私たちが頑張るしかないんです」<宮古島市・同市議>

6. 「なんでもっと早く撤回してくれなかったの?」

「辺野古の埋め立て承認の撤回を翁長知事がもっと早く撤回して、工事を止めてほしかった」

「それでも、ここまで尽くされ、『ありがとう』と感謝の気持ちもあります」<南城市・無職(70)>

7. 「僕たちは負けません」

「任期中に亡くなった翁長知事の遺志を継ぎたいから『負けません』と書きました。僕たちは、辺野古の新基地建設について諦めていません」<恩納村・大学3年生(21)>

8. 「おながさんどうぞ安らかに。後はわれわれががんばります」

「翁長知事は多くの県民たちをまとめ、県民の意思を表明してくれていました。亡くなってしまい、残念です。知事と同じ思いを持つ、後継者に新しく県のトップに立ってほしいです」<那覇市・夫(72)、妻(67)>