9月30日投開票の沖縄県知事選で、「オール沖縄」勢力が支援する玉城デニー氏の当選確実が、報道各社によって報じられた。
午後8時ごろ、まずは朝日新聞、沖縄タイムス、QAB琉球朝日放送が共同で当選確実を伝える。さらなる確証を得たかったのか。陣営はNHKなど他局の動きを待った。
その1時間半後、NHKと琉球放送で、ほぼ同時に当選確実の速報がテレビに流れた。その瞬間、玉城氏や支援者らはどんな表情をしていたのか。写真で伝える。
NHKなどの速報で安堵した表情を見せた玉城氏は、妻や支援者らと喜びを爆発させた。
玉城氏は、沖縄県宜野湾市の米軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画に反対する姿勢を強く押し出す。日本政府と真っ向から対立する立場だ。
今回の選挙は、翁長雄志前知事の急逝に伴うもので、玉城氏は後継者として「遺志を引き継ぐ」と主張し続けてきた。
拳を高らかにあげると、支援者らもそれに応えるように声援を送っていた。