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【甲子園】広陵の中村選手が清原氏の記録破る 2人のホームランを振り返る

天理との準決勝。歴史に残る試合となった。

広陵の中村奨成選手(3年)が準決勝で偉業を成し遂げた。

時事通信

8月22日、夏の甲子園の準決勝。第1試合の天理(奈良)ー広陵(広島)の一回表、第1打席に立った中村選手は、大会5本目となる先制2ランホームランを放った。

五回表には大会新記録となる6本目のソロ本塁打を外野席へと運んだ。

PL学園時代の清原和博氏が1985年に記録した1大会5本塁打の大会最多記録を塗り替える快挙となった。

清原氏と中村選手。2人の本塁打はどのようなものだったのか。振り返る。

1985年夏の甲子園、清原氏は3年生だった。3回戦までホームランはなかった。

時事通信

迎えた準々決勝・高知商戦で左翼席へと運ぶ特大のアーチを放った。相手投手からストレートの握りを見せられた清原氏は、見事に”直球勝負”に勝ってみせた。

波に乗った清原氏は、続く準決勝の甲西戦で2本のホームランを放ち3本目。

ただし、この時点で清原氏よりも注目を集めていた選手がいた。

時事通信

宇部商の藤井進氏だ。準決勝まで4本の本塁打を打ち、すでに大会記録を塗り替えていたのだ。

藤井氏を追いかける清原氏は、決勝で宇部商と対戦する。

▲PL学園-宇部商 大会新記録となる5本目の本塁打を放つ清原氏
時事通信

▲PL学園-宇部商 大会新記録となる5本目の本塁打を放つ清原氏

そして、2本のアーチを外野席へと運び、1大会最多となる5本の本塁打を記録。試合にも勝利し、優勝を飾った。

”KKコンビ”の桑田真澄氏とともに、1年夏から春夏合わせ5季連続で甲子園に出場し、優勝2回、準優勝2回、ベスト4が1回。通算13本塁打の清原氏の記録は、未だ塗り替えられていない。

▲優勝したPL学園の清原氏(左)と桑田氏
時事通信

▲優勝したPL学園の清原氏(左)と桑田氏

一方の中村選手は、初戦から順調だった。1回戦で中京大中京相手に1本目となるソロ本塁打をまず放つ。

▲広陵-中京大中京 六回表、ソロ本塁打を放ち、ガッツポーズする中村選手=8月11日
時事通信

▲広陵-中京大中京 六回表、ソロ本塁打を放ち、ガッツポーズする中村選手=8月11日

この試合の八回に2ランホームランで2本目。

▲広陵-中京大中京 八回表、2点本塁打を放つ中村奨成選手=8月11日
時事通信

▲広陵-中京大中京 八回表、2点本塁打を放つ中村奨成選手=8月11日

2回戦は優勝候補の秀岳館戦。九回に試合を決めるスリーランで3本目。

▲広陵-秀岳館 九回表、3点本塁打を放つ中村選手=8月17日
時事通信

▲広陵-秀岳館 九回表、3点本塁打を放つ中村選手=8月17日

3回戦の聖光学院戦。同点の九回に左翼席に突き刺さる、3試合連続の本塁打となる勝ち越し2ランで4本目。

▲聖光学院-広陵 九回表、勝ち越しの2点本塁打を放つ中村選手
時事通信

▲聖光学院-広陵 九回表、勝ち越しの2点本塁打を放つ中村選手

そして、準決勝の天理戦。初回に先制2ランをバックスクリーンに、五回に同点ソロ本塁打を左中間席に放って計6本。清原氏の持つ記録を更新した。

時事通信

アーチを描く打球と湧き上がる歓声。中村選手はガッツポーズをしながら歴史に残る瞬間を味わった。

さらに、中村選手はこの試合で1大会個人塁打数を38、1大会最多打点記録を17とし、いずれも歴代の記録を更新した。

試合は12-9で広陵が勝った。決勝の相手は、花咲徳栄(埼玉)と東海大菅生(西東京)の勝者となる。

バズフィード・ジャパン ニュース記者

Kensuke Seyaに連絡する メールアドレス:kensuke.seya@buzzfeed.com.

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