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餅をつまらせ窒息する人の90%が高齢者 命を守るために理解しておくべきポイント

東京消防庁は、餅による窒息事故の現状を公表し、注意を呼びかけている。お汁粉やお雑煮など餅料理を食べる機会が年末年始に対処法を確認しておきたい。

年末年始に食べる機会が多くなるのが、餅だ。全国で、餅を喉につまらせて窒息する事故が増えるこの時期に、東京消防庁が公表しているデータから事故の現状や対処方法をまとめた。

東京消防庁によると、2015年までの5年間で、餅や団子を食べたことで窒息して562人が救急搬送された。

毎年100人ほどおり、約90%が65歳以上の高齢者。最多が1月で223人、次に多いのが12月で69人で、12月と1月の2ヶ月で半数以上を占めている。

救急搬送された全体の約54%が、命が危ない重症以上と診断され、8%にあたる45人が死亡した。

小さく切って、乳幼児や高齢者の様子を見ながら注意を

sota-k / Creative Commons / Via Flickr: sota-k

東京消防庁は、事故を防ぐポイントとして、以下の4つを挙げている。

# 餅を小さく切って、食べやすい大きさに

# 急いで飲み込まず、ゆっくりと噛んでから飲み込む

# 乳幼児や高齢者と一緒に食事をする時は、食事の様子を見ながら注意を払う

# 応急手当の方法を理解する

世界共通のサインで知らせる

128212008@N04 / Creative Commons / Via Flickr: 128212008@N04

※画像はイメージです。

窒息したら、周囲にいる人に助けを求めなければならない。手で喉を抑えて呼吸ができなくなったことを知らせる世界共通のサイン「チョークサイン」がある。

気づいた人は、すぐ大声を出して助けを呼び、119番通報やAEDを持ってきてもらうよう依頼し、喉につまった物の除去を始める。

窒息した人に呼びかけて反応がある場合は、最初にできるだけ咳をさせる。咳ができないならば、年齢や性別に関係なく「背部叩打法」にすぐ移る。

やり方は、片手で窒息した人の胸か下あごを支えて、もう一方の手の平の付け根で肩甲骨の間を強く叩く。異物が取れるか、反応がなくなるまで、何度も繰り返す。

窒息を確認した時点で、呼びかけに反応がなかったり、反応がなくなったなら、すぐに心肺蘇生を始める。方法はこちら

万が一の時に、できるだけ慌てずに行動できるよう、しっかりと理解しておくのが大切だ。東京消防庁は、事故が増えるこの時期に特に注意を呼びかけている。

事故に気をつけながらおいしい餅を味わい、良いお年を迎えてください。

バズフィード・ジャパン ニュース記者

Kensuke Seyaに連絡する メールアドレス:kensuke.seya@buzzfeed.com.

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