back to top

感動を呼んだ甲子園決勝のゲームセットの瞬間

雄叫びをあげるか崩れ落ちるか。最後にドラマがある。

今年はどのようなゲームセットで幕を閉じるのか。

雄叫びをあげるか崩れ落ちるかーー。夏の甲子園のゲームセットの瞬間は、常に手に汗を握る。

2017年夏の決勝カードは、それぞれ初優勝を狙う広陵(広島)ー花咲徳栄(埼玉)。8月23日午後2時に試合開始予定だ。

昨年まで球児たちはどのように「最後の夏」を終えたのか。2010年夏から昨年までの決勝のラストシーンを振り返る。

空振り三振(2010年夏、興南13-1東海大相模)

▲夏の甲子園初優勝を決め、喜ぶ島袋洋奨投手(左)と山川大輔捕手の興南バッテリー。
時事通信

▲夏の甲子園初優勝を決め、喜ぶ島袋洋奨投手(左)と山川大輔捕手の興南バッテリー。

興南(沖縄)は、東海大相模(神奈川)と対戦し、エースの島袋洋奨(現・ソフトバンクホークス)が、代打・宮崎大将をストレートで空振り三振
にしてゲームセット。

沖縄県勢が夏の大会で優勝するのは初めてで、興南の春夏連覇は史上6校目だった。

空振り三振(2011年夏、日大三11-0光星学院)

▲完封で優勝し、ガッツポーズする日大三先発の吉永健太朗投手
時事通信

▲完封で優勝し、ガッツポーズする日大三先発の吉永健太朗投手

広告

日大三(西東京)は、吉永健太朗投手(現・JR東日本野球部)が光星学院(現・八戸学院光星、青森)打線を沈黙させ、完封で10年ぶり2回目の優勝を飾った。

最後の1球は、代打の荒屋敷篤士を相手にストレートを投げ込み、高めのボール球を振らせた。

空振り三振(2012年夏、大阪桐蔭3-0光星学院)

▲春夏連覇を決め、森友哉捕手(左)と抱き合って喜ぶ藤浪晋太郎投手
時事通信

▲春夏連覇を決め、森友哉捕手(左)と抱き合って喜ぶ藤浪晋太郎投手

大阪桐蔭(大阪)は、藤浪晋太郎投手(現・阪神タイガース)と森友哉捕手(現・埼玉西武ライオンズ)の強力バッテリーで、春夏連覇を決めた。4年ぶり3回目の優勝だった。

この年のセンバツ決勝と同じで、相手は光星学院(現・八戸学院光星)。ラストバッターの大杉諒暢は粘った。しかし、藤浪投手の低めのストレートにバットは空を切った。

空振り三振(2013年夏、前橋育英4-3延岡学園)

▲初優勝し、喜ぶ前橋育英先発の高橋光成投手
時事通信

▲初優勝し、喜ぶ前橋育英先発の高橋光成投手

前橋育英(群馬)は初出場で初優勝を果たした。2年生だった高橋光成投手(現・埼玉西武ライオンズ)が、延岡学園(宮崎)の奈須怜斗に外角のボール球を振らせて完投勝利。

空振り三振でゲームセットしたのは、2010年から4年連続だった。

ショートゴロ(2014年夏、大阪桐蔭4-3三重)

▲優勝を決め、抱き合って喜ぶ大阪桐蔭ナイン
時事通信

▲優勝を決め、抱き合って喜ぶ大阪桐蔭ナイン

2年ぶり4回目の優勝に輝いた大阪桐蔭は、初優勝を目指した三重(三重)を降した。

1点差の2死一、二塁のピンチ。大阪桐蔭の福島孝輔投手(現・同志社大学硬式野球部)が投じた初球に三重の宇都宮東真が食いついた。打球はショートに転がり、宇都宮は果敢にヘッドスライディングするもゲームセットとなった。

ライトフライ(2015年夏、東海大相模10-6仙台育英)

▲優勝を決め、歓喜の東海大相模ナイン
時事通信

▲優勝を決め、歓喜の東海大相模ナイン

2010年夏の決勝で敗れた東海大相模は、先発の小笠原慎之介投手(現・中日ドラゴンズ)の完投勝利で45年ぶり2回目の優勝をつかんだ。

仙台育英(宮城)は、春夏を通じて東北勢初の優勝を目指したが、叶わなかった。ラストバッターとなった青木玲磨が、ライトに打ち上げてしまった。

タッチアウト(2016年夏、作新学院7-1北海)

▲優勝し、喜ぶ完投勝利の今井達也投手(右から2人目)ら作新学院ナイン
時事通信

▲優勝し、喜ぶ完投勝利の今井達也投手(右から2人目)ら作新学院ナイン

作新学院(栃木)が54年ぶり2回目の頂点をつかんだ瞬間は劇的だった。

作新学院の今井達也投手(現・埼玉西武ライオンズ)は九回裏2死一、二塁で、北海(南北海道)の小野雄哉に2球目を投じた。

球は、ワンバウンドで途中出場の仲尾有矢捕手のグラブに収まった。その間に二塁走者が三塁を狙った。仲尾捕手はすぐさま送球し、タッチアウトで試合終了した。

バズフィード・ジャパン ニュース記者

Kensuke Seyaに連絡する メールアドレス:kensuke.seya@buzzfeed.com.

Got a confidential tip? Submit it here.