気象庁の研究者がTwitterで雪の結晶の写真を募り大反響 集めたのはある研究のためだった

    「数えきれないほどきています」

    東京都内で初雪を観測した11月24日、Twitterで雪の結晶の写真を募るこのツイートが拡散した。

    雪結晶には色々種類があります.つくばでは交差角板や六花などが見られています.みなさんのお住まいの地域ではいかがでしょうか?スマホ接写で撮れますので,ぜひ雪結晶を観察してみて下さい.#関東雪結晶 のタグ付きで撮影時間・場所などいれて… https://t.co/OslJML1ukB

    @arakencloud / Via Twitter: @arakencloud

    雪の結晶には、こんなにも種類があることに、多くの人が驚いたはず。スマホで撮影できることから、関東地方にいる多くのユーザーから「#関東雪結晶」のハッシュタグとともに、写真が次々と投稿された。

    雪で仕事も暇なので時々外に出て写してみました。9時過ぎになると雪が細かくなって結晶も見られるようになりましたが、直ぐに溶けてしまうので深度合成している間に形が変わってしまいます(^^; 埼玉県深谷市 9時半ころ TG-3… https://t.co/zLT7VP6Hkh

    @chimura_ / Via Twitter: @chimura_

    埼玉県深谷市から。

    茨城県からも。

    茨城県つくば市にて。直径3mmくらいだったと思います。#関東雪結晶

    @naoko_tosaka / Via Twitter: @naoko_tosaka

    雪の結晶を募ったのは、雲の研究者で、気象庁気象研究所の研究官でもある荒木健太郎さん。BuzzFeed Newsは話を聞いた。

    雪の結晶を集めたのは、研究のためだった。

    「雪は天から送られた手紙と言われますが、もはや雪結晶ビッグデータです」

    画像の募集は、雪が降り終わるまで。

    荒木さんは、路面の凍結への注意を呼びかけている。