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トランプ大統領が親戚を自慢した瞬間 金正恩委員長との会談のあとに

非核化についてどれくらい時間がかかるか問われ...。

アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による、史上初の日米首脳会談があった6月12日。会談を終えたトランプ氏は、会見を開いた。

北朝鮮の完全非核化や体制保証などを盛り込んだ合意文書に、両首脳がサインした意義を強調。

会場に集まった報道陣から多くの質問が飛ぶ中、自身の親戚を自慢する場面もあった。

Pool / Reuters

「非核化にはどのくらい時間がかかるのか」

会談では、主に非核化について話し合われたという。合意文書には、次のような文言が記された。

〈2018年4月27日の板門店宣言を改めて確認し、北朝鮮は朝鮮半島の完全な非核化のために取り組む>

北朝鮮と韓国の南北首脳が署名して発表した、この板門宣言には「南北は完全な非核化を通じ、核のない朝鮮半島を実現するという共同の目標を確認した」と明記されている。

今回の合意文書も、非核化に「取り組む」と記されているだけで、やはり具体性に欠ける表現になった。

そのため、記者からはプロセスに関する質問が相次いだ。

「非核化にはどのくらい時間がかかるのか」との質問に、トランプ氏は「長い時間がかかる」と返し、こう続けた。

Jonathan Ernst / Reuters

「科学的な検証が必要であり、なるべく早く技術的に対応する必要がある。これは15年間にわたるプロセスなのです」

「(非核化のプロセスが)20%進めば、もう後戻りできない状態になる。マサチューセッツ工科大学(MIT)で20年間、そうした検証を続けた専門家がいるのです」

そして、すぐに誰であるか報道陣らに語りかけた。

「素晴らしい、天才のジョン・トランプ博士。私の叔父です」

Jonathan Ernst / Reuters

ジョン氏は科学者で、トランプ氏の叔父だ。会見中に起きた、親戚自慢の瞬間だった。

トランプ氏はその後、「非核化は簡単に解決する問題ではない」と改めて強調。

「迅速な形で実現すると思う」とし、ポンペオ国務長官とボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)らが来週、非核化に向けて北朝鮮と協議する、と語るにとどめ、その後の具体的なプロセスには触れなかった。

バズフィード・ジャパン ニュース記者

Kensuke Seyaに連絡する メールアドレス:kensuke.seya@buzzfeed.com.

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