横浜の名所の一つとして挙げられる横浜中華街で、ちょっぴり贅沢なランチをしたい方におすすめを紹介します。

それがここ「状元樓 横濱本店」です。

横浜出身の私は、友人におすすめを聞かれたら「ここは間違いない」と太鼓判を押しています。
創業は1955年。上海料理の老舗として知られる店です。

横浜中華街では多くの老舗が店を構えますが、ここは一味違います。店内の雰囲気が抜群に良いんです。

店内は、1920年代の上海にあったフランス租界の邸宅をイメージ。洋風の内装を施しながら、照明器具や調度品などは一点一点、上海から調達しています。
華やかであり、暖かみを感じるモダンな雰囲気となっています。

内装のことでも話が弾みつつ、注文したのが「状元特製フカヒレコース」(サービス料別)。

アラカルトメニューも充実しているんですが、お得なのは断然コース料理です。贅沢感もありますしね。
では、コースに含まれる中国花茶を飲みながら待ちます。
きました!1品目は前菜の盛り合わせから。特に手前の釜焼きチャーシューは柔らかく、ほどよい甘みが肉の味を引き立てます。

続いては春巻き。外はパリパリで、安定の味です。

フカヒレ入りの小籠包もお目見え。

この溢れる肉汁を見てください。感想はいりませんね。

絶対に食べてほしいのが「フカヒレ入り茶碗蒸しスープ仕立て」。求めていたのはこれ!って唸るほど、フカヒレの味が口の中に広がります。

「蟹爪と海老のピリ辛チリソース煮」。しっかりとした辛さに、蟹と海老の甘みが合わさり、白米がほしくなるし...

「豚バラ肉の上海式醤油煮込み」のホロホロの肉に、味のしっかりついたトロミのあるあん、そして青菜。これまた白米がほしくなる...!コメくれ!コメ!

「贅沢してるね」なんて話しつつ、大根の漬物で口をさっぱりさせたら、いよいよ終盤です。

コメきました。最後の料理「五目入りフカヒレスープチャーハン」。写真と料理名から美味しさが伝わるのではないかと思います。

締めはド定番の杏仁豆腐。全体的に味付けでごまかさず、素材の味をしっかりと噛み締められる料理の数々でした。

三代にわたり女将が切り盛りする老舗「状元樓」。階段に飾られる店や中華街の歴史を紹介する展示を見るのも楽しみの一つです。

ネットでこのコースを予約すれば、グラスワイン1杯、またはデザート3種付きで1人3200円(消費税・サービス料込み)で、さらにお得に。予約はこちらからできます。

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