原爆が奪ってしまったもの。1935年の広島にあった日常をうつした映像。

    原爆で破壊される以前の広島が、映像で記録されていました。

    広島への原爆投下から74年目となった8月6日を迎えました。

    広島市に暮らしていた故・河崎源次郎さんは、原爆で破壊される以前の広島を映像で記録していました。

    そこに映るのは、1935年の広島市中心部の町並みや、そこで暮らす人々の日常です。

    1963年に広島平和記念資料館に寄贈されました。その後、フィルムの傷を修復、最新技術によってデジタル化し、2017年に同資料館のホームページで公開されました。

    その映像がこちらです。

    原爆が奪ってしまったもの。1935年、広島にはこんな日常がありました。 #広島原爆の日 #原爆の日

    1945年8月6日、広島にはウラン型原爆「リトルボーイ」が、8月9日に長崎にはプルトニウム型原爆「ファットマン」が投下されました。

    その年の末までに、広島で約14万人、長崎で約7万4000人の尊い命が奪われたとされています。