1949年(昭和24年)に発行された1冊の教科書「たのしい生活」を見つけました。小学5年生向けの家庭科の教科書です。

開くと、ホットケーキのレシピを発見。

BuzzFeedでは、実際に作ってみました。
ホットケーキの作り方





シロップの作り方


これで完成!なるべくあたたかいうちにたべる。
馴染みのあるホットケーキと何が違うのか検証!
・丸く焼くのが難しい

・ひっくり返すと、外側からめくれ上がっていく

・ふっくらせず、薄っぺらい

なぜなら材料に、横に伸びる力のある重曹を使っているから。
ホットケーキミックスには、縦に伸びるベーキングパウダーが入っているんです。
・シロップが冷めると、水飴になる

固すぎてもはや飴かも。なので、シロップは最後に作り、早く食べたほうがいいです。
・味も食感も別物!けれど、おいしい!

ふっくらしてなくて、しっとりしているんです。他のスタッフにも食べてもらったところ…
「卵の味の主張がすごい。素材の味が生かされている感!」「甘くないクレープ」「朝食に食べたい!おやつというより、おかず!」
見た目は少し悪いですが、「おいしい」と好評でした。
おすすめは「水飴バナナクレープ」

今ではコンビニでも買えるバナナ。戦後すぐは手に入れるのが難しい高価なものでした。
味がクレープに似ていたので、包んで食べてみると…。「水飴バナナクレープ」の完成です!
甘くないホットケーキに、甘いバナナがよく合う。とてもおいしいですよ!
ぜひ試してね!

1949年のホットケーキの材料(2人分)
〈ホットケーキ〉
小麦粉 80g(1合カップすり切り1ぱい)
ジュウソウ 1g(茶さじ1/2ぱい)
卵 50g(1コ)
さとう 3g(茶さじ1ぱい)
塩 少量
水 100cc(やく6しゃく)
油 少量
〈シロップ〉(ホットケーキにかけるみつ)
さとう 10g(大さじ1ぱい)
水 同量