テレビドラマ『フレンズ』は、シチュエーション・コメディ(シットコム)の超代表作。1994年から10年間、アメリカやその他多数の国と地域で放送されました。現在も、世界中に幅広い年代のファンがたくさん!
放送終了後も根強い人気を誇る作品ですが、これまで数々の批判がありました。

中でも長年指摘されてきたのは、主要キャストや主要キャラクターのライフスタイルが「ホワイトすぎる(白人すぎる、多様性に欠ける)」という点。

主人公の1人、ロスを演じたデヴィッド・シュワイマーも、同作にはもっと多様な人種のキャストを採用すべきだったとインタビューで語りました。

別のインタビューによると、デイヴィッドは製作陣に「多様な人種を採用するよう」勧めていたそうです。作中でロスがアフリカ系や中国系のアメリカ人と交際するのには、こういった背景があったのです。

一方で、デヴィッドは『フレンズ』で当時進歩的だった点も挙げています。それはロスと、ロスの元妻キャロルと、彼女のパートナーのスーザン3人の関係。

「『フレンズ』は素晴らしい仕事もしている。同性婚について、そして(同性婚が)どうやって家族として機能していくかを、番組で描いている。これはいいことだと思う」

HBOは今年、同キャストで『フレンズ』の続編を制作する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期になっています。制作再開の時期は、未定のままです。

デヴィッド・シュワイマーのインタビュー(英語)は、エンターテインメント・トゥナイトのサイトからご覧いただけます。
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙橋李佳子