八千草薫さん死去 11枚の写真でふり返る、可憐な”大女優”の姿

    88歳だった。

    俳優の八千草薫さんが10月24日、すい臓がんのため都内の病院で死去したとNHKなどが伝えた。88歳だった。

    八千草さんは大阪府出身。宝塚音楽学校に戦後1期生として入り、1947年に宝塚歌劇団に入団。娘役として絶大な人気を誇った。

    1951年に本格的に映画デビューを果たすと、日伊合作映画「蝶々夫人」(1955年)などで可憐な娘役を演じ、好評を博した。

    その後は芸歴の積み重ねとともに、優しい母親、温和なおばあちゃん役で第一線で活躍した。

    2018年1月にすい臓がんの手術を受けたが、その後肝臓がんが見つかり、治療に専念していた。