Updated on 2019年11月11日. Posted on 2019年11月9日

    異例のエンドレス「万歳」 天皇陛下の即位祝う国民祭典、戸惑いの声も

    11月9日、東京・皇居前広場で開かれた天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」。その終盤にあった「万歳三唱」で、異例の「万歳アンコール」が起こったことに戸惑いの声があがっている。

    時事通信

    11月9日、東京・皇居前広場で開かれた天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」。その終盤にあった「万歳三唱」で、異例の「万歳アンコール」が起こったことに戸惑いの声があがっている。

    なにが起こったのか?

    AFP時事

    この日の式典では、安倍晋三首相、女優の芦田愛菜さん、歌舞伎役者の松本白鸚さんらがお祝いの言葉を述べた。

    その後、岡田惠和さんが作詞、菅野よう子さんが作曲した奉祝曲の「Ray of Water」が披露され、ジャニーズの人気グループ・嵐が第三楽章「Journey to Harmony」を熱唱した。

    一連のプログラムと国歌独唱が終わり、天皇陛下の「おことば」があった後、締めくくりの万歳三唱で事件は起こった。

    万歳三唱は、超党派の「奉祝国会議員連盟」会長の伊吹文明・前衆院議長の発声で行われた。

    ところが、伊吹氏の万歳三唱が終わり、司会の谷原章介さんが「ありがとうございました」と締めのコメントをした直後、伊吹氏とは別の人と思われる声で「天皇陛下、万歳」の声が皇居前広場に流れたのだ。

    この時の伊吹氏は、予期せぬ別人の発声に戸惑った様子だった。

    その後も「天皇陛下、万歳」「皇后陛下、万歳」「天皇皇后両陛下、万歳」と3種類のパターンの発声が繰り返された。

    万歳の発声は16回、48唱

    AFP時事

    式典の模様を中継したTHE PAGEの映像をもとにBuzzFeed Newsが数えたところ、万歳の発声は16回。1回で三唱なので、万歳は48唱されたことになる。

    発声16回の内訳は、以下の通り。

    ・「天皇陛下、万歳」 10回(*伊吹氏の発声を含む)

    ・「皇后陛下、万歳」 1回

    ・「天皇皇后両陛下、万歳」 5回

    万歳三唱ならぬ「万歳48唱」は、両陛下が皇居・二重橋近くから皇居内に戻られるまで続いた。まさに「エンドレス万歳」の様相だった。

    この日の国民祭典に一般席で出席した女性は、BuzzFeed Newsの取材に対しこう語る。

    「比較的後ろの方の席だったが、本気で万歳をしている人は目立つくらい少なかった。何回やるんだって若干笑いも起きる空気で『ちょっと怖い』『これあってるの?』という声が聞こえた」

    周囲は、嵐ファンと思われる女性が多かったという。

    Twitter上でも「万歳アンコールしすぎでは?w最初に音頭とってた方も戸惑ってたから予定外だったよね」「なんか怖いと感じたの俺だけ?」「止まらなくてちょっと怖い」など困惑の声も見られた。

    近現代史研究者の辻田真佐憲さんは「君が代斉唱は全然音声入ってなかったのに、なんであの万歳連呼はそんなに入るのだろう」とTwitter上で疑問を呈した

    万歳三唱のシーンはこちら(2:10:19ごろ〜)

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