アメリカ・ルイジアナ州の図書館で、ちょっとびっくりする出来事がありました。
なんと、84年前に貸し出された本が、最近になって返却されたのです。
一体、なにがあったのでしょうか。
本のタイトルは、『スプーン・リバー詩集』。アメリカの詩人、エドガー・リー・マスターズの作品です。

それから84年の月日が流れました。

時空を隔てた、思わぬ本の返却。図書館側も興奮している様子。


図書館の担当者はFacebookでこう記しています。
「どんなに遅れても、返却されないよりはマシですよね?」
一体、なにがあったのでしょうか?
なんと、84年前に貸し出された本が、最近になって返却されたのです。
一体、なにがあったのでしょうか。
この本は、架空の街「スプーン・リバー」で暮らしていた死者の目線で綴った詩を集めた……という内容。1915年にアメリカでベストセラーになりました。
1934年、11歳の少女がルイジアナ州の図書館「シュリーブ・メモリアル・ライブラリー」を訪れ、この本を借りました。
ある日、彼女の息子が家の掃除をしていたところ、この本を見つけたそうです。
Facebookでは「ハロウィーン前のこの時期に何十年も前の本が返却されるなんて、ふさわしいオバケが出てきそうな本ですね」と、ユーモアたっぷりに説明しています。
「どんなに遅れても、返却されないよりはマシですよね?」
Kei Yoshikawa kei.yoshikawa@buzzfeed.com に連絡する.
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