なんなんだこの楽器。かっこよすぎる。
光り輝くボードの上に、謎のオブジェ。それぞれのオブジェをくるくる動かして音楽を奏でる姿は未来そのもの。
楽器の名前は「Reactable(リアクタブル)」

スペインのポンペウ・ファブラ大学に所属する研究チームによって開発されました。
なんと同研究チームは、ヤマハと共同でボーカロイドのテクノロジーを開発したグループでもあるのです。
「ライブパフォーマンスで映える電子楽器を作りたかった」
そうBuzzFeedに語ってくれたのはReactableシステムズCEOのサージさん。
すでにコールドプレイやビョークなどのアーティストがライブで使用しました。
また、サージさんはこう続けます。
「Reactableを使えば、知識がなくても、誰でも演奏を楽しめて、曲作りができます。もちろん録音したり、録音した音を重ねたり修正したりすることもできます」

演奏の仕方はかんたん。ボードの上のオブジェを回したり、くっつけたりするだけ。直感的に操作できるので、子どもたちも楽しめます。
ちなみに価格は7300〜1万6500ドル程度だそうです。日本円でいうと73万円〜165万円程度(2016年6月現在)。日本からも購入できるそうですが、かなり高め……!
モバイルバージョンも。

こちらはApp Store、もしくはGoogle Play ストアから購入できます。価格は10ドル程度。iPadやスマホで気軽に遊べます。
さらに、今年の9月にはiPadやiPad Proで楽しめる「ROTOR」をリリースするそうです。

こちらは、iPadの上で実際にオブジェを動かしながら演奏できるもの。30ドル前後で購入できる予定です。