『はじめてのチュウ』を大人っぽくアレンジした凄腕プロデューサーと、甘酸っぱい初チュウの思い出

    「とある女の子に夢中だったんだ。」

    最近、ジャズアレンジの『はじめてのチュウ』が話題になりました。

    演奏は『プラチナ・ジャズ』というプロジェクトによるもの。

    こちらが"大人な"『はじめてのチュウ』。

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    Platina Jazz / Via youtube.com

    コメント欄を見てみると、「コロ助のチュー官能的すぎる!!」「こいつら絶対チュウは初めてじゃないナリよ」などのコメントが見受けられます。

    ほかにもこのプロジェクトはさまざまなアニメソングをジャズ風にカバーしています。

    セーラームーンのテーマソング(『ムーンライト伝説』)や

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    るろうに剣心のテーマソング(『そばかす』)など

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    原曲とはまったく違う魅力のジャズアレンジでひきこまれます。

    手掛けるのはスウェーデン出身のプロデューサー、ラスマス・フェイバーさん。

    なんとBuzzFeedの取材に応じてくれました。

    ーー『プラチナ・ジャズ』はどのようなプロジェクトなのでしょうか。

    このプロジェクトは、音楽プロデューサーの佐藤譲さんと、ビクターの岩永裕史さんとはじめたんだ。2人が曲をセレクトしてくれている。

    バンドはストックホルムに拠点を置いていて、約12人のメンバーで構成されている。

    もともと、アニメソングにスポットライトを当てることと、本当にいいジャズのレコードを作ることに興味があったんだ。プラチナ・ジャズでは、その2つのいいバランスを考えてきた。

    ーー話は変わりますが、どんなアニメが好きなのでしょうか。

    『ファンタジックチルドレン』、『ノエイン もうひとりの君へ』、『交響詩篇エウレカセブン』。ほかにも、『機動戦士ガンダム』、マクロスシリーズ、『STEINS;GATE』、『DEATH NOTE』、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』、ジブリ作品、『うさぎドロップ』なんかが好きだよ。

    10代後半のときに見てすごいハマったんだ。当時の一番のお気に入りは『マクロスプラス』。でも、オタクではなかったね。

    それからずっと音楽をやっていたから、しばらくアニメから遠ざかっていた。でも、また見るようになって、日本を頻繁に訪れるようになったんだ。

    アニメって、とても心に訴えてくる表現方法だと思うんだよね。

    ーーちなみに、はじめてのチュウは『キテレツ大百科』というアニメの主題歌ですが、見たことはありますか。

    実はちゃんと見たことがないんだ! ほかのカバー曲についても、見たことがないアニメが多いよ。

    ーーラスマスさん自身の「はじめてのチュウ」は覚えていますか。

    ははは、ちょっと恥ずかしいな。でもはっきり覚えてるよ! 10歳のときだったね。とある女の子に夢中だったんだ。

    そしたら、ある日、その子が校庭で僕にキスしてきた。そのとき考えていたことを今でも覚えているよ。

    こんなこと本当にありえるの!?

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