【Windows10自動更新】マイクロソフト、消費者庁による注意喚起を「他人事」のようにツイート

    マイクロソフトの言い分

    マイクロソフトの最新OS「Windows 10」に意図せずアップグレードしてしまう人が続出している問題で、消費者庁は6月22日、注意を促す資料を公表した。

    これを受けて、日本マイクロソフトはTwitterやFacebookでこの資料を紹介した。しかし、まるで他人事であるかのような文言に、「それを本来お前がしなきゃいけねーんだろ」「普通ならば自社でやるものではないのですか」と批判の声が寄せられている。

    ただ、日本マイクロソフトも、何もしてこなかったわけではない。たとえば、Windows 10へのアップグレード開始後のキャンセル手順を説明する動画や、アップグレードを抑止する方法を公開している。

    日本マイクロソフトの広報担当者はBuzzFeed Newsの取材に対して、消費者庁による資料作成時に、手順の説明や画像の提供などで協力したことを明かし、「これまでアップグレードについて説明を続けてきた。消費者庁の資料だからといって紹介しない方が他人事だと考える」と投稿の意図を語った。

    Windows 10へのアップグレードは、Windows 7やWindows 8.1のユーザーの場合、実施予定日があらかじめポップアップで通知される。そこでキャンセルや日時変更をしない限り、予定日時になれば意図せずとも自動でアップグレードされてしまうことが、ユーザーの反発を招いていた。