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琵琶湖に「ビワコイキング」? 滋賀県大津市、“ご当地ポケモン”を検討

実現の可能性は


「ポケモンGO」の流行で、地方自治体は仮想現実(VR)や拡張現実(AR)への対応を迫られている。兵庫県神戸市では、情報を集めて必要な対応を検討するプロジェクトチームや有識者会議を設置することを決めた。

そんな中、滋賀県大津市は、「ポケモンGO」での“ご当地ポケモン”の開発を検討している。地域活性の一施策という位置付けだ。

大津市観光振興課はBuzzFeed Newsの取材に対して、「ポケモンGOで、ゴミ問題や歩きスマホなどが社会問題になっている。一方、そのプラス面も見て、観光客や市民が楽しめるようにできれば」と話した。

大津市は、株式会社ポケモンにメールで問い合わせているが、まだ返事はないという。

実現の見通しは立っていないが、琵琶湖にちなんだ「ビワコイキング」などをご当地ポケモンとして考えているそうだ。

ポケモンの広報担当者はBuzzFeed Newsの取材に対して、コメントを控えた。

ポケモンGOは、ポケットモンスターシリーズのキャラクターを使ったゲームだ。長年のファンの中には、こういった取り組みで元のゲームに登場しないポケモンが現れることを、よく思わない人もネット上にはいるようだ。

一部の寺社などが敷地内でのプレイを規制する中、これは鳥取県に続く前向きな取り組み。注意を促すにしても、人気に便乗するにしても、行政はポケモンGOへの対応を余儀なくされそうだ。