携帯電話の契約者が亡くなったため解約を願い出たら、死亡診断書の「原本」を求められ、解約ができなかった——。こんな「ソフトバンクの対応」を、あるTwitterユーザーが投稿している。
しかし、ソフトバンクのサポートページ「契約者死亡に伴い解約する場合の手続き方法」には、こんな記述がある。
■ご来店の際必要な持ちもの
1.ご契約者さまの死亡が確認できる書類 (以下の例を参考に原本(コピーでも可)を提示していただくようお願いいたします)
例)会葬案内状/礼状、新聞記事(おくやみ欄)、除籍が分かる戸籍謄本、住民票(除票)、医師の死亡診断書、埋葬許可証
2.ご契約の「USIMカード」(お手元にない場合は、お手続きの際にお申し出ください。)
3.ご来店者さまの本人確認書類(運転免許証やパスポートなど。(その他の書類はこちら)
それでは、Twitterユーザーが投稿した上述の対応は何だったのか。
ソフトバンクの広報担当者はBuzzFeed Newsの取材に対して、「確認中」として回答を控えた。
「サポートページにある通り、亡くなられたことがわかるものがあれば、全国のソフトバンクショップで柔軟に対応しております」と言うが、スタッフの中には、規約を把握していない人がいる可能性もある。
ご用意いただくもの
葬儀の案内状や死亡診断書など死亡の事実が確認できるもの
ご利用中のドコモUIMカード(FOMAカード)(盗難・紛失時を除く)
ご来店される方の確認書類
サポートページに記載はないが、ドコモの広報担当者によれば、死亡確認書類はコピーでも受け付けるという。
auはこうだ。
■ご用意いただくもの
・ au電話機本体(auICカード対応機の場合は、本体+auICカード)
・ 来店者の認印(ゴム印以外)
・ 来店者のご本人さま確認書類(原本)
・ 契約者ご本人さまがお亡くなりになったことを確認できる書類。原本をご用意ください。
(戸籍謄本、戸籍抄本、除籍謄本、除籍抄本、住民票(除票)、死亡診断書、新聞のおくやみ欄、会葬御礼の挨拶状のいずれか1つ)
死亡確認書類については、「原本の提出が困難な場合は、コピーでも可能」と案内している。
手続きは各社それぞれのショップで受け付けている。