第90回アカデミー賞の授賞式が3月4日に行われました。どの作品が受賞したかはすでにご存じでしょう。でも、ハリウッドで最も盛り上がるこの夜についてあなたが知らなかったかもしれない事実を、いくつかご紹介します。
1. アカデミー賞の赤いじゅうたんは、特許取得済みのガーネット・レッドという特殊な色合いです。世界のどのイベントでも、この色合いが公式赤じゅうたんとして使われることは、アカデミー賞以外にありません。

2. このじゅうたんは、ショー前の水曜日に敷かれるのが習慣となっています。天井には雨よけが常設されており、じゅうたん部分を覆っています。

3. 赤いじゅうたんは全長900フィート(約274メートル)、幅は33フィート(約10メートル)です。

4. 出席者が赤いじゅうたんに到着するところを待ち構えている報道陣の数は、150人ほど。

5. このパームツリーから先へは、どのゲストもチケットの提示が求められます。もちろん、メリル・ストリープでさえも。

6. 赤いじゅうたんを歩いてくる出席者やノミネートされている人を、ファンは右側、報道陣は左側で迎えます。

7. ファン用の見物席は735席用意されています。出席するファンは、くじ、キャンペーン、コンテストなどで選ばれた人たちで、中には出席者の家族や友達の場合もあります。

8. 出席者は到着すると、スチル写真用の壁の前に立ってポーズを取ります。じゅうたんに入るのが許される写真家は、わずか50人です。

9. 今年、アカデミー賞の取材を申し込んだ報道機関は785社に上りましたが、許可されたのはわずか299社でした。

10. 作品賞にノミネートされる資格があった長編映画は、今年だけで341本!
11. 第90回アカデミー賞授賞式の様子は、225カ国以上で放映されました。

12. 今年の授賞式で渡されたオスカー像は、合計で48本でした。

13. このうち、複数の候補から受賞者を決めるタイプの賞に使われたのはわずか24本でした。
14. オスカー像は、高さが13.5インチ(約34センチ)で、土台部分は直径5.25インチ(約13センチ)、重さは8.5ポンド(約4キロ)です。

15. オスカー像のデザインは、騎士が十字軍の剣を持って、スポークが5本入ったフィルム・リールの上に立っている姿を模したものです。スポークは、アカデミー賞のもともとの部門(俳優、監督、プロデューサー、技術者、作家)の5つを表しています。

16. かつてコダック・シアターとして知られたハリウッドのドルビー・シアターは、(今年の授賞式を含め)17年にわたりアカデミー賞の会場となってきました。

17. 同じくロサンゼルスに位置するドロシー・チャンドラー・パビリオンでは、どの会場よりも多い25回、アカデミー賞授賞式が開催されました。

18. ドルビー・シアターの中に向かう壁には、1929年の第1回アカデミー賞で作品賞を受賞した『つばさ』以降、作品賞を受賞した全ての映画が刻まれています。.

19. 未来の受賞作品のために、ずっと先の2071年の分まで、空の板がはめ込まれています。

20. じゅうたんは、ドルビー・シアターへと続く最後の階段であるこの大階段の下で終わり、登りきったところで再び始まります。

21. 階段そのものには、赤いじゅうたんに似せたタイルがはめ込まれています。
22. アカデミー賞授賞式の司会を最も多くこなしたのはボブ・ホープで、その回数は実に19回でした。

23. ノミネートされた人物や作品が受賞した後、アカデミー賞受賞者として初の記者会見に向かう短い廊下があります。この廊下は「受賞者の道」(Winner's Walk)として知られ、過去の受賞者の写真が額縁に入れられて飾られています。

これでアカデミー賞についての知識は完璧! ぜひ受賞した映画も見てくださいね。
この記事は英語から翻訳されました。
翻訳:松丸さとみ / 編集:BuzzFeed Japan