宇奈月温泉に来たらぜひ寄りたい観光スポット4選～山海の美景美食が満載すぎる旅～

富山県随一の温泉郷である宇奈月温泉があるのは黒部市。豊富な水量で美しい黒部峡谷や肥沃な黒部扇状地を形成した黒部川と富山湾の恵みに出合えるスポットを紹介します。 ※お出かけの際は十分なご留意と感染対策にご配慮をお願いいたします。

※新型コロナウイルスの影響により、施設・店舗の営業内容が一時的に変更・休止となる場合がございます。最新情報は施設・店舗にご確認いただくとともに、お出かけの際は感染対策にご配慮をお願いします。

黒部峡谷鉄道

＼紹介するのはここ／

【1】黒部峡谷鉄道 トロッコ電車
【2】宇奈月麦酒館
【3】くろべ牧場 まきばの風
【4】魚の駅 生地

【1】峡谷に架かる鉄橋を行く「黒部峡谷鉄道 トロッコ電車」

Kazuya Shishido / BuzzFeed

全国的にも有名な「黒部峡谷トロッコ電車」は、もともとは発電所を建設する資材や作業員の輸送を目的とする「黒部専用鉄道」として敷設。日本有数のV字峡谷を縫うように走り、始発駅「宇奈月」から終点「欅平」まで、20.1kmの電車旅を楽しめます。

この赤い新旧の橋は黒部峡谷のシンボルとなっています。

黒部峡谷鉄道

こちらの写真手前の橋は「山彦（やまびこ）橋」。今は遊歩道（山彦遊歩道と呼ばれる）の一部になっていますが、かつてはここをトロッコ電車が走っていきました。写真奥が「新山彦橋」。トロッコ電車が宇奈月駅を発車してすぐに渡る鉄橋です。山彦橋へは山彦遊歩道を歩いて5分弱で行けますよ。

トロッコ電車の隠れ名物!? 猿専用吊り橋にご注目を。

黒部峡谷鉄道

ご存知の方も多いと思いますが、黒部峡谷鉄道は、もともとは発電所を建設する資材や作業員の輸送のため「黒部専用鉄道」として敷設されました。そのため、現在も一般客が乗降できない駅が数カ所あります。始発駅「宇奈月」を出発して間もなく、乗降できない駅「柳橋」と「森石」を通過しますが、その駅間に猿専用の吊り橋があるんです。2005年にできた割と新しめのこの橋は、野生の猿がエサ場に困らないよう（人里にくだらないよう）に架けられたのだそうです。渡っているおサルが見られたら、間違いなくラッキーです。

宇奈月温泉の源泉はココです！

Kazuya Shishido / BuzzFeed

宇奈月温泉の源泉湧出地である「黒薙温泉」へは、黒薙駅で下車して山道を歩くこと約20分でたどり着きます。「黒薙温泉旅館」では、宿泊客以外の食事利用もでき（11時から13時30分まで）、“田舎の素朴な料理、お母さんの手作りの味”を心がけて作る山菜料理を味わえます。温泉は日帰り入浴も可能。受付は9:00～15:15で、大人700円、小人300円（いずれも税込）です。温泉に隣接する河原のあちこちで90℃以上の源泉が湧き出ているそうです。ヤケドをする危険があるので、河原に下りて行っちゃだめですよ。

入山者が谷の険しさに後ずさりしたという谷に架かる橋を渡ります。

黒部峡谷鉄道

「黒薙駅」を出発したら渡る橋が「後曳（あとびき）橋」です。鉄道沿線で一番険しい谷に架かる橋だそうです。その高さは約60m！ 世界最高レベルを誇る山梨県の某遊園地・某ジェットコースターの最高落差は70mとのことなので、大体あの高さをご想像いただけると十分かと思います。

まさに大自然と一体化。開放的すぎる野天渓流風呂で遊びましょう。

黒部峡谷鉄道

続いての駅「鐘釣（かねつり）」では、ぜひ「鐘釣河原」まで足を延ばしてみてください。黒部川が流れる河原までおりていくと、そこでも温泉が楽しめるんですよ。自然に湧き出し自然のままにされている野湯です。冷たい川の水と温泉が両方楽しめるとあって、小さなお子さんが水遊び（お湯遊び？）している姿がよく見られます。この鐘釣エリアには「鐘釣温泉旅館」と「鐘釣美山荘」の2つの旅館がありますが、いずれも、河原の露天風呂は昼間は無料開放しています（※宿泊客以外の入浴や見学などは午後4時までとなる場合があります）。

秘境感もりもりの欅平エリアで奥鐘橋を見上げてみました。

黒部峡谷鉄道

途中下車しなければ、始発駅「宇奈月」からは約80分で到着する終着駅「欅平（けやきだいら）」。駅を降りて、歩いて峡谷深部に向かうとすぐに渡るのが「奥鐘（おくかね）橋」です。橋を渡る手前にある階段をおりると「河原展望台」があり、写真のように奥鐘橋を見上げるアングルも楽しめますよ。こちらには足湯（利用は15時まで）もあります。

通る前にまず軽くビビる秘境の道へ。

黒部峡谷鉄道

「奥鐘橋」を渡ると次に現れるのがこちらの「人喰岩（ひとくいいわ）」。大岩を削って歩道をつくったそうで、頭上に岩壁が圧迫する雰囲気は、若干心拍数が上がります。この先に進むと「名剣橋」「名剣温泉」「祖母谷（ばばだに）温泉」と、欅平に来たからこそ目にすることができる秘境スポットが数多くあります。また、駅を降りて鐘釣駅方向に遊歩道を進むと見ることができる特別名勝・特別天然記念物「猿飛峡」も見逃せないところ。今シーズンは、そちらへの道がまだ開通されていないので、お出かけの際はホームページなどをチェックしてみてくださいね。

コロナウイルス対策も万全！

「トロッコの定員を縮小しお客様同士の距離をとってご乗車いただけます。また、改札などの人が密集しやすい場所には、足元に目印を付けて、列の前後のお客様との間隔を空けてお並びいただいています。また、駅舎などの施設は定期的に消毒作業を実施し、客車についても宇奈月駅出発前に全車両、消毒作業を実施しています。」（黒部峡谷鉄道広報・前沢光良さん）

施設の情報はコチラから👇

「黒部峡谷トロッコ電車」

住所：富山県黒部市黒部峡谷口11番地（宇奈月駅）

アクセス : 北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」下車、富山地方鉄道「新黒部駅」乗車～「宇奈月温泉駅」下車、徒歩約５分

北陸自動車道「黒部IC」より車で約20分

営業時間 : 宇奈月駅始発7：57～14：56（季節により変動）

料金 : 宇奈月駅⇔欅平駅　片道おとな1980円・こども990円　※特別、リラックス車両券は別途料金がかかります。

駐車場 : 有料（普通車1000円約350台・バス2000円約30台・バイク500円、各税込）

※営業時間・乗車料金などの詳細についてはホームページをご覧ください。

※新型コロナウイルスの影響により、施設・店舗の営業内容が一時的に変更・休止となる場合がございます。最新情報は施設・店舗にご確認いただくとともに、お出かけの際は感染対策にご配慮をお願いします。

【2】地元・黒部産大麦を使った地ビールを堪能できる「宇奈月麦酒館」

Kazuya Shishido / BuzzFeed

黒部市内で栽培した大麦を使った地ビールの製造、地ビールを使った商品やメニューの開発をしている「宇奈月麦酒館」。敷地内には、道の駅「うなづき」 うなづき食菜館もあります。

ビール醸造所内におじゃまさせてもらいました。

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1997年、クラフトビール醸造所併設型のレストランとしてオープンした「宇奈月麦酒館」。建物の奥には大きな釜や樽が設置されている工場内は、通常は、ガラス越しに見学することもできます。名水の里と謳われる黒部のおいしい水で作られると聞いただけで喉を鳴らす寸前です。

酵母が活きているドイツ本場製法ビールを前に、喉が鳴りました。

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ドイツビールがベースとなった本格派の地ビールは、毎年多くの賞を受賞している実力派。地ビールは1杯520円（税込）～。3種類の地ビールが飲み比べられる「宇奈月ビールのテースティング」（120ml・580円）もおすすめです。写真左から「カモシカ」「十字峡」「トロッコ」と、地元にちなんだネーミングが付けられているんですよ。

レストランで人気の「カレー」の秘密は……。

宇奈月麦酒館

館内のレストランでは、宇奈月ビールや富山グルメを楽しめます。おすすめは、「宇奈月ビールカレー」（600円 / 税込）。「カモシカ」という黒ビール（ボック）で煮込んであり、コクと旨味が引き立っています。ビール使用ならではの爽快な風味を楽しめるのは、大人だけではありません。アルコール分は飛んでいるので、お子さまにもおすすめの一品です。

海の幸・黒部の恵みのメニューもお見逃しなく！

宇奈月麦酒館

こちらもおすすめしたいメニューです。写真左は、富山湾の宝石といわれる白えびをたっぷり使った「白えび丼」（1000円 / 税込）。写真右は、黒部の名水で育った瑞々しいお肉が特徴の「黒部名水ポーク丼」（850円 / 税込）です。例年、「宇奈月麦酒館」では春～秋季のバイキングで賑わっていますが、今年は新型コロナ感染防止対策により、現在単品メニューのみの提供となっています。今後の状況次第ですが、その分、普段は設定されていないテイクアウトメニューもありますので、ぜひ「宇奈月ビール」と一緒に楽しんでください。

できたてのビールを楽しむのはコチラでどうぞ。

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120席もある大きなレストランホール。高い吹き抜け天井も開放的で気持ちが良いです。現在は、テーブルに透明アクリル板の仕切りを設置し、感染防止対策もバッチリです。これなら珠玉の地ビールもおいしくいただけそうです。

おみやげはコチラ「うなづき食菜館」で。

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旅行のお楽しみの一つ、おみやげ選びはコチラの「うなづき食菜館」でどうぞ。宇奈月の道の駅としても多くのお客さんが立ち寄るスポットです。「宇奈月麦酒館」が運営しているので、「宇奈月ビール」にちなんだオリジナル商品のほか、地元黒部や富山のおみやげを豊富に取り扱っていますよ。

逸品や名産品がたくさん！ 掘り出し物もあるかもしれません。

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大人から子供まで、幅広く人気を集めているのがこの「ビールマフィン」。生地にビールを入れて焼き上げた逸品で、ビール酵母の作用でまろやかな味わいです。焼き上げることでアルコール0%になるので、車のドライバーもお子さんも食べられます。こちらに入っているのは「宇奈月ビール」の「十字峡」。ケルシュと呼ばれるスタイルのビールだそうですよ。

ほかにもいろいろありますので、お買い物も楽しんでみてくださいね。

コロナウイルス対策も万全！

「宇奈月麦酒館のレストランバイキングは中止しており、単品のランチメニューや夜の宴会プランなどでお楽しみいただいております。テーブル席には、飛沫感染防止対策のための透明アクリル板を設置いたしましたし、席の数も減らして、お客様同士のスペースを十分にとれるようにしています。また、営業時間短縮や消毒液の設置、マスク着用の呼びかけなどを実施しています。」（宇奈月ビール株式会社の総務部責任者・清水哲也さん）

施設の情報はコチラから👇

「宇奈月麦酒館」

住所：富山県黒部市宇奈月町下立687

定休日：しばらくは月～木曜（金～日曜のみ営業）

営業時間：【麦酒館】10:00～15:00【食菜館】10:00～17:00

アクセス : 北陸自動車道「黒部IC」より車で約8分

駐車場 : 100台

※新型コロナウイルスの影響により、施設・店舗の営業内容が一時的に変更・休止となる場合がございます。最新情報は施設・店舗にご確認いただくとともに、お出かけの際は感染対策にご配慮をお願いします。

【3】富山湾を一望できる丘の上の「くろべ牧場 まきばの風」

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駅がある黒部市街地から少し山の方に上っていくと見える「くろべ牧場まきばの風」。最高標高425mに広がる牧場から富山湾が見渡せます。周囲一帯は牧草地。視界を遮るものがないのってこんなに気持ちがいいとは。これだけで来た甲斐もありますよ。

「酪農」の現場を体感できる場所。

くろべ牧場まきばの風 / うしのいえMOOガーデン

牛やポニー、ヤギ・ヒツジ・ウサギなどが暮らす「くろべ牧場」。広大な牧場では、普段ふれあうことがあまりない動物たちに出合えます。動物たちの実際の大きさや鳴き声、歩く姿などを間近に見ると、そのリアルさにいちいち興奮してしまいます。

牧場のスイーツショップでまったりするのもアリです。

Kazuya Shishido / BuzzFeed

コチラは牧場敷地内にあるショップ＆飲食スペース「うしのいえMOO（モー）ガーデン」。軽食や牧場の牛乳を使ったおいしいスイーツを食べることができます。テラス席から眺めるロケーションも見逃せません。天気が悪くても、ある程度は見晴らせますよ。

季節限定のスイーツメニューにご注目を！

Kazuya Shishido / BuzzFeed

この夏おすすめの限定メニュー「マンゴーパフェ」（1300円 / 税込）。これ、めっちゃくちゃマンゴーがゴロゴロ入っています。7/18～8/31の土・日、祝日のみの期間限定で、1日4食だけの数量限定です。なので、限定×限定のレアメニューです。パフェの一番下には、特製ミルクジャムに絡めたミルク白玉が。たっぷりのマンゴーも含め、食べごたえ満点です。もう一つ、同じく限定メニューの「ベリーパフェ」（1300円 / 税込）もおすすめです！

夏季限定、作りたてのバナナシェイクも人気の予感が……！

Kazuya Shishido / BuzzFeed

先ほどのパフェと同じく、7/18～8/31の土・日曜、祝日のみ販売の「バナナシェイク」（530円 / 税込）。なんで、こうもバナナとチョコレートって相性が良いんでしょうね。こちらの牧場で作られているチョコチップジェラートと、丸ごと1本のバナナを組み合わせたシェイクです。たっぷり300mlのボリュームで、けっこうお腹いっぱいになります。

「くろべ牧場まきばの風」でできること。

くろべ牧場まきばの風 / うしのいえMOOガーデン

この牧場で体験できるのは3つ。「乳搾り体験」「手作り体験」「エサやり体験」です。ソーセージやアイスクリーム、バターなど、牧場ならではのものを手作りする体験は大人気なのですが、現在は新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため休止中です。9月から再開する見込みだそうです。手作り体験はともに1週間前までにはご予約を。写真の「乳搾り体験」は、事前の予約は不要です。第2・第4日曜に定員30名で開催されているので、タイミングが合えばチャレンジしてみてください（350円 / 税込）。牛のぬくもりを感じ、いのちを考える良い機会になりますよ。何より、普段にはない体験なので楽しいですよ！飼育スタッフさんの牛と牛乳のお話付きです。

「エサやり体験」はもっと気軽にできます！

くろべ牧場まきばの風 / うしのいえMOOガーデン

牧場内「ふれあい広場ゾーン」では、ヒツジやヤギなどの小動物がおり、エサやりをする体験ができます。エサのニンジンは「うしのいえＭＯＯガーデン」で100円（税込）で販売中。動物たちは、いつも決められたエサを食べているので、勝手に持ち込んだ食べ物を与えたら体調を崩しちゃうのでＮＧです。いつでも開放しているので、好きなタイミングでエサやり体験をすることができます。4月～11月までの期間は体験が可能です。体験は無料（一部有料）です。

牧場のおみやげもチェックをお忘れなく。

Kazuya Shishido / BuzzFeed

牧場ならではのオリジナル乳製品やスイーツは人気なので、「うしのいえMOOガーデン」で楽しんでいくのはもちろん、おみやげにできる商品も豊富。写真は手作りの「くろぼくジェラート」。ミルク（ラッテ）・抹茶・チョコ・ストロベリー・クリームチーズの5つのレギュラーフレーバーの「手作りジェラートセット（12個入り）」はお店スタッフさんのイチオシ。4000円（税込）で冷凍便発送もOK（送料は別途かかります）。そのほか、焼き菓子やオリジナル牛乳なども気になります。買い物も楽しんでいってくださいね。

コロナウイルス対策も万全！

「アルコール消毒液の設置やマスク着用の呼びかけ、飛沫感染防止対策のためレジ周辺のビニールシートの設置、お会計時には足元に目印をつけて、お客様に十分に間隔を空けて並んで頂くようお願いしています。また、常時テラス席もご用意しておりますので、晴天時にはぜひ外のテラス席をご利用下さい。」（物販担当・石川直子さん）

施設の情報はコチラから👇

「くろべ牧場まきばの風 / うしのいえMOOガーデン」

住所：富山県黒部市宇奈月町栃屋字広谷4

定休日：年末年始のみ

営業時間：10:00～17:00（11月～3月は10:00～16:00）

アクセス : 北陸自動車道「黒部IC」より車で約20分

駐車場 : 100台

※新型コロナウイルスの影響により、施設・店舗の営業内容が一時的に変更・休止となる場合がございます。最新情報は施設・店舗にご確認いただくとともに、お出かけの際は感染対策にご配慮をお願いします。

【4】とれたてからできたてまで、生地（いくじ）のすべてが揃う「魚の駅 生地」

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「魚の駅」の通称で親しまれている黒部漁協の直販施設。鮮魚や自家製の干物などの水産加工物、地元・黒部市生地のおみやげが集まる「とれたて館」と、地魚を中心とした食事処「できたて館」に分かれています。富山湾の恵み関連をお求めならば、コチラに行くべし、です。

すぐそこは、ホントもう海。富山湾が至近距離です。

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「魚の駅 生地」は黒部漁港のすぐそばにあります。この漁港と富山湾を行き来する、橋の下をくぐれない船が通る時、なんとこの「生地中橋」が回転して開きます。「魚の駅 生地」から車でなら1～3分ほどの距離。世界的にも稀有な橋で、この橋目当ての観光客がいるほどなのだそうです。橋が動くのを見たければ、船が行き来する朝が狙い目と教えてもらいました。写真手前の側が接地したまま回転。写真奥の側が岸から離れて、写真右方向に動きます。ちなみに、写真の茶色い建物が操作管理室。24時間体制らしいです。もうワンチャン、実際動いているのを見てみたかった……。

特に、鮮魚コーナーには“新鮮さ”しかないです。もうピチピチ。

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コチラは「とれたて館」の中。くろべ漁業協同組合が直営するだけあって、水揚げされたばかりの新鮮な魚介や、生地名物の干物、ご当地のお土産が豊富に揃います。

とびきり新鮮な魚たち。地元客が多いのも納得です。

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黒部漁港で扱う魚介類は、富山県のほかの漁港に比べ、特に種類が多いのだとか。取材したのは7月中頃。トビウオや岩牡蠣がおすすめだと教えてもらいました。年間では、キジハタやヒラメ、紅ズワイガニ、甘エビ、牡丹エビなどが多く獲れるということです。魚が並ぶ様子は、もうちょっとした水族館のようです。

『生地（いくじ）の塩物（しおもん）』も食べてみられ～。

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水産加工品も本当に豊富に揃っています。コチラは干物。塩しか使わない自家製です。「とれたて館」にお勤めの“浜のお母さん”たちが手作りしています。ニギスやカワハギが人気だそうです。日曜日には、その場で食べられるような場が設けられ、焼いた干物を楽しんでいるお客さんの姿も多く見られるそうです。ちなみに、毎月第1日曜には、朝市も開催されます（8:00～10:00）。

黒部のきれいな湧き水が生んだ地ビール「清水物語」。

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「とれたて館」には、先ほどの干物のほかにも、水産加工品がたくさん。紅鮭、塩ます、干鱈……。昆布各種も勢ぞろいです。また、ほたるいか沖漬や白えびの昆布〆なども見逃せません。名産品も種類豊富で、楽しいお買い物時間を過ごせると思います。こちらの写真は、「魚の駅 生地」支配人おすすめの地ビール「清水（しょうず）物語」。黒部市生地地区には、約20ヵ所の湧水スポットがあります。湧き水は清水（しょうず）と呼ばれ、地元の生活になくてはならないものになっています。それが、黒部が名水の里と呼ばれる一端です。その黒部の名水100%でつくられた、黒部でしかできない優しく爽快な味わいをぜひお楽しみください。

さて、「できたて館」にお邪魔します。

Kazuya Shishido / BuzzFeed

こちら、「できたて館」の「炭火焼レストラン 航海灯」です。旬の地魚を使った海鮮料理はとっても人気です。やっぱり新鮮さが違いますもの。定食や丼でお腹いっぱい食べるのもアリだし、キトキト（富山弁で“新鮮”の意）なお刺身や一品料理でちょっと一杯ってのもアリです。新型コロナウイルス感染拡大防止対策もしてありますよ。

定食はこんな感じです！

魚の駅　生地

「生地の刺身定食」（1430円 / 税込）です。お魚ざんまいの贅沢な一膳です。ぷりっぷりのお刺身はまさに口福。新鮮だからこそ感じられる甘みにほどけそうです。あと、たっぷりボリュームの漁師汁もホッとする優しいお味。丼にも漁師汁はセットで付いてきます。毎昼好評の日替わりランチもおすすめです。

コロナウイルス対策も万全！

「できたて館の飲食については、席の数を減らしお客様同士のスペースを十分にとれるようにしています。ビニールカーテンも設置しています。また、営業時間短縮や消毒液の実施、マスク着用の呼びかけなどを実施。テイクアウトメニューの販売も人気です。」（支配人・川辺二朗さん）

施設の情報はコチラから👇

「魚の駅 生地」

住所：富山県黒部市生地中区265

定休日：水曜（※「とれたて館」は8/1～8/16は無休・18:00まで営業、8/19・8/20は休み、「できたて館・航海灯は8/12は営業）

営業時間：【とれたて館】9:00～16:00（本来は18:00まで。当面は時間短縮営業）、【できたて館】〈炭火焼レストラン航海灯〉11:00～15:00

アクセス : 北陸自動車道「黒部IC」より車で約12分

駐車場 : 30台

※新型コロナウイルスの影響により、施設・店舗の営業内容が一時的に変更・休止となる場合がございます。最新情報は施設・店舗にご確認いただくとともに、お出かけの際は感染対策にご配慮をお願いします。

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