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Posted on 2019年10月6日

プラスサイズの自分を好きになるための14の提案

体重計は8年前に捨てました

ハロー、みなさん!私はカイエといいます。生まれてこのかた、ずっと太ってます。

Lauren Zaser / BuzzFeed / Via Instagram: @kayetoal

見てのとおり。「顔はかわいいんだから(やせればいいのに)」と言われるくらいに太ってます。ネットで知らない人に「二の腕が二重あご」とご指摘いただく程度には太ってます。「太めなことを肯定的に受け止めよう」というコミュニティがありますが、そこでは「in-betweenie(太めと普通の中間)」「smallfat(ちょっぴり太め)」と呼ばれるレベル。服のサイズでいうと16から18の間を行ったりきたり。まあ、アメリカ女性としては平均的です。

こちらは子どものころの私。なかなかいいセンスのスウェットを着てます。

Kaye Toal

一緒に写ってるのは私の家族。よろしくね。

アメリカでは、太った女性は信じられないほど生きづらいもの。

負の烙印を押され、虐げられ、人としてダメだ不快だとののしられ、バカで怠慢で不衛生だとレッテルを貼られ、適切な医療ケアを受けられず、人として基本的な礼儀や敬意を払ってもらえない。でも。ネットとリアルでどんなにいじめを受けても、ありとあらゆるTVと映画や、女性誌の大半に虐げられても、私は太っていることを心穏やかに受け止めています。

とはいえ、今のようになれるまでは長い道のりがありました。今からご紹介します。

1. 体重計を捨てた

Miramax

考えてみると、体重計という概念はなかなか変なものです。何をするかといったら、足元にある惑星の引力と自分との関係を数字にしてるだけなんだから。体重がかなり減って病院へ行ったほうがいいような場合のためにも持っておくべき、という医師もいますが、そういう人は1週間に10キロ近くやせて気がつかない人がいるとでも思ってるんでしょうか。

で、体重計は捨てました。8年前から持ってません。これは最高に正しい選択だったと思っています。

2. 病院でも体重は知りたくないとお願いしている

Instagram: @mariasisci

病院にかかるとき、自分の体重を知りたくないので伝えないでほしいと頼むと、ほとんどの場合快く受け入れてもらえました。普段は摂食障害の回復途上だからと説明するのですが、そうでなくてもみんなわかってくれてありがたいです。私がたまたま恵まれているというより、いろんな人の評価が高い医師を意識して探しているのが大きいかと(情報収集には病院検索サービスのZocDoc が便利)。

診察ではだいたい体重を量る必要がありますが、私に見えないようにしてくれたり、コンピュータにつながっているシステムのときも私には数字を言わないでおいてくれます。だから私は自分の体重を知りません。すごくいいことです。

3. 「私はダメな人間だ」という気持ちにさせられる人から離れる

Kaye Toal

これは大変でした。自分が誰かを「私はダメな人間だ」という気持ちにさせていても、気づかない人が多いのです。もしくは自分が自分をダメだと思っているから、少しでもマシな気分になるために他の人をおとしめてそうしてしまう場合もあります。誰だって私と同じように、悩みも、歩いてる道も、背負ってる重荷もあって、充実してたりおもしろかったり、複雑だったりつらかったりする人生を歩んでいるんです。

私に向かって「え、そのケーキ全部食べるの?」なんて聞くような人とはもう絶対に親しくなるつもりはありません。

4. 私だって感じることはできる

Castle Rock Entertainment

そう、エンドルフィンです。エンドルフィンが出て快感を得るのです。

でも大事なのは、遠慮せず自分を気持ちよくさせてあげること、気持ちよくなっていいんだと自分に言い聞かせること。これをいつも頭においています。

太った女の子たちは、あなたのような身体は不快だ、不道徳だ、大食いと怠慢の象徴だ、だから気持ちよくなろうなんて思う資格はない――そう言われ続けてきました。太った人については、要するに罪といっていいレベルで自分を甘やかす人、自制できない人なのだろうと社会が想定します。その罪をつぐなうには、自虐行為をし、自分で自分を罰するしかないとされているのです。

でもそれは違います。あなたは自分が気持ちいいと思うことをしていいんです。ふかふかの毛布も、ユニコーン型のきらきらしたバルーンも、あらがえないほど着心地のいいシャツも、映画の「マジック・マイクXXL」が好きすぎて1週間で14回観ちゃうのも、そして…そう、オーガズムも。何かの罰みたいに毎日を過ごさなきゃいけない人なんて一人もいません。あなたは気持ちいいことを楽しんでいい。いいんです。自分を気持ちよくしてあげてください。

5. 「やせればもっといいのに」など、私の身体に妥協しているかのような発言をする相手とはセックスしない

HBO

昔好きだった人に、きみのことは気持ちのうえではかなり好きなのに、魅力を感じられないのが残念だ、と言われたことがあります。思えば、そんな男は樽に入れて山の上から蹴り落として溶岩に埋もれさせてもいいくらいなのに、彼とはそれから何ケ月も普通に話をしていました。みなさんはどうか真似しないで!

「私はダメな人間だ」という気持ちにさせられる人からは離れると言いましたが、そういう気持ちにさせる人とは性的接触を一切もたないことも大切です。

もし、パートナーがあなたの身体をいとおしくてたまらない宝物以下の扱いをするようなら、その人と寝るのはやめることです。相手があなたの身体について体重を落としたほうがいいとか、もう少しやせてたら、あるいは違うスタイルだったらもっと魅力的なのにとか言うようなら、きっぱり離れてください。これは私が保証しますが、心からあなたとしたいと思ってくれている相手とするセックスは本当にすばらしいし、あなたももっと自分を好きになれます。

6. 「意識高い系フードがえらい風潮」には反対

Comedy Central

「意識高い系フードがえらい風潮」とはこういうことです。「あー、私もう○○(おいしい何か)は食べられないな。△△(別のおいしい何か)を食べるのに慣れちゃったから、それで十分満足」。

こういうの、つまらなくないですか?!なんでみんなやってるんでしょうか。自分や他人が食べてるものについて、お互い罪の意識を感じる方向に足を引っ張り合うようなことをなぜするのか。メインをグリル野菜にする人はフライドチキンとオニオンリングを選ぶ人より優位とでもいうような。そんなことはありませんから。食べものには道徳的な上も下もなく、中立です。私も、グリル野菜を食べたい日もあれば、ピザを4切れ平らげたい日もある。どちらを食べようと、人間としての私は根本的に変わりません。

7. 運動もします

Kaye Toal / Via instagram.com

意外でしょ?

運動はかなり継続してやっています。というのも、慢性的な不安障害で、エンドルフィン(!)が分泌されると解消されるから。必ずしもジムに行くわけではなくて、部屋で踊ったり、ハイキングに行ったり、地下鉄を2駅前で降りて歩いたりする運動です。

心拍数を上げるのが目的なら、こうして身体を動かしても十分達成できます。苦痛すぎて、地球が割れて飲み込まれちゃえばいいのになどと呪いながらトレッドミルで30分走るくらいなら、好きなことをして身体を動かすほうがよっぽど楽しいですから。

8. 運動しないときもあります

それもありです。毎日毎日「最高に健康的な身体」を目指して猛烈にがんばらなくたっていいんです。生活が変われば習慣も変わります。私の場合、それと一緒に身体も変わります。

これはもう、私の魂がこの世のわずらわしさから解き放たれ、土に眠る私の肉体が傍らに植えた木の肥やしになるときまで、ずっと続くサイクルなんだと思います。

9. カロリー計算はしない

Twitter: @ohkayewhatever

「私の体型はいわば『さっき缶から出したばかりのちぎりパン生地』。それでいいと思ってる」

カロリー計算すると俄然やる気が出る人もいます。私は不安になるしめちゃくちゃ暗い気分になるのでやりません。

10. 食や栄養にまつわる科学的知識を身につけ、食が身体に与える影響を学んだ

Twitter: @fatnutritionist

「やせていることをよしとするダイエット文化は、徹底的に統制した食生活か、際限なく不健康な食生活の二択しかないと思わせようとする。実際はそうじゃない」

私もこの考えを推します。知識は力!はやりのダイエット法はもううんざり!正しい知識を得るための手始めとして、「The Fat Nutritionist」こと栄養士ミシェルさんのサイトがおすすめです。関連記事や研究報告の一覧あり。

11. 自分の身体について考えるときは、できるかぎり自分に優しくする

Kaye Toal

うまくいかないときもあります。うまくいかないときは、信頼できる友人に助けてもらいます。彼女に対しては私も自分の気持ちに正直になれ、「私はぐちゃぐちゃで救いようのないダメ人間なんかじゃないよね」と素直に言えるのです。あなたを大切に思っている友だちは「あなたは大丈夫だよ」と心から言ってくれるもの。そしてあなたも、相手が落ち込んでいるときは同じようにしてあげればいい。すばらしい友情!

自分が自分に抱いているネガティブな考えを見つけて、否定してみるようにもしています。すごくうまくいくときは、「私の顔って全然きれいじゃない」と思っている自分がいたら、「私の顔だって全然悪くないよ。眉もまつげも、くちびるも肌もきれい」と反論できます。そこまでうまくいかないときは、「私の顔って全然きれいじゃない」と思っている自分に対して「でもさっき顔洗ったし」と返すことも。それでもそうしたネガティブな気持ちに自分で対抗しているかぎり、前進できているんです。そんな自分を誇りに思いましょう。

12. 自分の身体を他人とくらべない

Sarah Kobos / BuzzFeed / Via Instagram: @kayetoal

他人はまったく別の人間であり、遺伝的な体質も違えばライフスタイルも違う、目指すものも大切なことも違います。自分と別の誰か、どちらが上でも下でもありません。どちらもそれぞれすばらしいのです。

13. 仲間を見つけた

NBC

ヴァージー・トーヴァージェス・ベイカーリンディ・ウェストマリリン・ワンギャビー・フレッシュタイ・アレクサンダージャクリン・フリードマンハンナ・ブランク――こうした人たちと出会ってから、みじめな気持ちにならずに自分の身体と向き合えるようになっていきました。私は一人じゃないんだと気づけたのはまさにミラクルでした。以前は「自分がまとっているこの身体を拷問部屋にせず生きていくのは不可能なんだ」と思っていたけれど、そんなことはなかった。不可能ではないどころか、そういう生き方はその気になれば手の届くところにあったのです。

14. これは道のりの過程なんだと折にふれて自分に言い聞かせる

Kaye Toal / Via Instagram: @kayetoal

社会は太った人間をさげすみます。多少なりとも価値のある人間らしく扱われたければ、そのためにどれだけ自分を傷つけることになろうと、食べるのをやめてやせろと求めてきます(太めの出場者がダイエットを競うリアリティショー「The Biggest Loser」だとか、雑誌の表紙を見れば明らかです)。こうした社会の価値感に対抗するのは、時に苦しいもの。私もくじけそうになるときもあります。でも、それでいいんです。今も続く道のりの過程だから。生きてるかぎりずっと続くのかもしれない。きっとまっすぐ平坦な道ではなくて、進んだり戻ったり、上ったり下りたりするのでしょう。

でも大丈夫。私はこれでいい。あなたもそれでいい。私たちはみんな滑稽で最高で美しく、遺伝子といろんな事情で決まった身体を感情にまとった人間なのです。自分も他の人と同じように最高で美しくてすばらしいんだと心から思えずに、短い人生をむだにする必要はありません。

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:石垣賀子 / 編集:BuzzFeed Japan

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