ハロー、みなさん!私はカイエといいます。生まれてこのかた、ずっと太ってます。

こちらは子どものころの私。なかなかいいセンスのスウェットを着てます。

アメリカでは、太った女性は信じられないほど生きづらいもの。
負の烙印を押され、虐げられ、人としてダメだ不快だとののしられ、バカで怠慢で不衛生だとレッテルを貼られ、適切な医療ケアを受けられず、人として基本的な礼儀や敬意を払ってもらえない。でも。ネットとリアルでどんなにいじめを受けても、ありとあらゆるTVと映画や、女性誌の大半に虐げられても、私は太っていることを心穏やかに受け止めています。
とはいえ、今のようになれるまでは長い道のりがありました。今からご紹介します。
1. 体重計を捨てた
2. 病院でも体重は知りたくないとお願いしている

3. 「私はダメな人間だ」という気持ちにさせられる人から離れる


これは大変でした。自分が誰かを「私はダメな人間だ」という気持ちにさせていても、気づかない人が多いのです。もしくは自分が自分をダメだと思っているから、少しでもマシな気分になるために他の人をおとしめてそうしてしまう場合もあります。誰だって私と同じように、悩みも、歩いてる道も、背負ってる重荷もあって、充実してたりおもしろかったり、複雑だったりつらかったりする人生を歩んでいるんです。
私に向かって「え、そのケーキ全部食べるの?」なんて聞くような人とはもう絶対に親しくなるつもりはありません。
4. 私だって感じることはできる


そう、エンドルフィンです。エンドルフィンが出て快感を得るのです。
でも大事なのは、遠慮せず自分を気持ちよくさせてあげること、気持ちよくなっていいんだと自分に言い聞かせること。これをいつも頭においています。
太った女の子たちは、あなたのような身体は不快だ、不道徳だ、大食いと怠慢の象徴だ、だから気持ちよくなろうなんて思う資格はない――そう言われ続けてきました。太った人については、要するに罪といっていいレベルで自分を甘やかす人、自制できない人なのだろうと社会が想定します。その罪をつぐなうには、自虐行為をし、自分で自分を罰するしかないとされているのです。
でもそれは違います。あなたは自分が気持ちいいと思うことをしていいんです。ふかふかの毛布も、ユニコーン型のきらきらしたバルーンも、あらがえないほど着心地のいいシャツも、映画の「マジック・マイクXXL」が好きすぎて1週間で14回観ちゃうのも、そして…そう、オーガズムも。何かの罰みたいに毎日を過ごさなきゃいけない人なんて一人もいません。あなたは気持ちいいことを楽しんでいい。いいんです。自分を気持ちよくしてあげてください。
5. 「やせればもっといいのに」など、私の身体に妥協しているかのような発言をする相手とはセックスしない
6. 「意識高い系フードがえらい風潮」には反対
7. 運動もします

8. 運動しないときもあります


それもありです。毎日毎日「最高に健康的な身体」を目指して猛烈にがんばらなくたっていいんです。生活が変われば習慣も変わります。私の場合、それと一緒に身体も変わります。
これはもう、私の魂がこの世のわずらわしさから解き放たれ、土に眠る私の肉体が傍らに植えた木の肥やしになるときまで、ずっと続くサイクルなんだと思います。
9. カロリー計算はしない

10. 食や栄養にまつわる科学的知識を身につけ、食が身体に与える影響を学んだ

11. 自分の身体について考えるときは、できるかぎり自分に優しくする

12. 自分の身体を他人とくらべない

13. 仲間を見つけた
14. これは道のりの過程なんだと折にふれて自分に言い聞かせる

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:石垣賀子 / 編集:BuzzFeed Japan