トルコ・イスタンブールに住む、美容学生のイライダ・シュンテルクさん(21)が夕食に作ったパンケーキが、話題になっています。
それがこちら。ふむ…普通のパンケーキ…だよね?
シュンテルクさんはBuzzFeed Newsに対し、「パンケーキはいたって普通の、ただのパンケーキです」「特別なレシピでもありません」と語りました。
ではなぜ、このパンケーキが話題になっているのでしょう。
それは…テスラCEOのイーロン・マスク氏に似ているから。あなたにはマスク氏の顔が見えますか…?

SNSで注目されただけではありません。シュンテルクさんはこのパンケーキを、さらに現代的な方法で活用しました。
なんと、パンケーキの画像を「Elon Musk Pancake(イーロン・マスク・パンケーキ)」と題して、NFTマーケットプレイス「OpenSea」のオークションに出品したのです。
NFTオークションに出品されたパンケーキ

NFTは、「Non-Fugible Token(非代替性トークン)」のこと。偽造や改ざんが難しいブロックチェーン上で発行・取引されるデジタルデータです。これにより、デジタル作品に唯一無二な資産価値が与えられるとされています。
10月25日時点で、このパンケーキには2692ドル(約40万円)の価値がついています。
シュンテルクさんはさらに、腐敗やカビが生えるのを防ぐために、パンケーキを透明なエポキシ樹脂に入れて保存しました。
このNFT作品を最終的に購入した人には、実物のパンケーキも贈られるそうです。
保存されたパンケーキ

最後に、マスク氏のビジネスパーソンとしての賢さや功績を理解しつつも、「ファンというわけではない」と、シュンテルクさんは語りました。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟