年に一度だけ。その日、カリフォルニアに人魚たちが集結する

    人魚がいるなら、この世界も捨てたもんじゃない。

    人魚のコミュニティがある。そして、そのコミュニティは成長しつつある。ここ5年、毎年カリフォルニア州サクラメントでは人魚の集いが開催されていたが、それがレイチェル・スミスとアシュリー・ラスタッドによって拡大。カリフォルニア・マーメイド・コンベンションとなった。人魚と人魚好きが集う人魚のためのお祭りは3日間に渡って開催される。そこでは、人魚と出会い、人魚を学び、互いの人魚コスチュームを褒め合う。

    コンベンションでは、プロによる人魚撮影会、人魚ヨガ、川の清掃(American River Parkway Foundation主催)などが行われる。BuzzFeedのカメラマン、モニーク・ジャックいわく、参加した人々はみな非常に温かくフレンドリーだったという。

    「他の人魚に会えたこと、この会に参加できたことを心から楽しんでいる様子でした。見ているだけで素晴らしかった」

    モニークが特に印象に残っているのは、参加者がみな完全にキャラクターになりきっていること。そして、誰に対しても歓迎ムードだったこと。

    「陸から水へ移動するのは、人魚にとって大変な作業だと思います。でも、そこはさすがプロのマーメイド。子ども用プールでのイベントでは、尾びれをとって歩くなどの行為は一切みられませんでした。子どもにとって、人魚が尾びれを脱ぐなんてガッカリしちゃいますもんね」

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan